【受験直前】なんだか落ち着かないあなたに、ちょっとだけ入試のヒントあげます
受験直前のあなたに贈ります。横浜国立大学のまちるだです。
受験が直前に迫ってきた今、みなさんがどんな気持ちか考えてみました。
受かるかな、大丈夫かな。何かやらかしたりしないかな、電車遅延したりしないかな。もう浮かんでくるのは不安、不安、不安。こんな感じですかね。
それとも、なぜだかわからないけど受かる自信しかない。落ちる気がしない。そんな人もいるんじゃないですか?
不安がろうが、自信に満ち溢れていようが、入試当日はやってきます。今までやってきたことを信じて…!なんて言われても緊張するもんは緊張するし、自分を信じるなんてピンと来ない人もいるかもしれません。この時期はほんとにドキドキするでしょうが(していないかも)、まあちょっと気休めに読んでみてください。
もしかしたら緊張がほぐれるかもしれません。直前期のイメージがちょっとつくかもしれません。
ちょっと勉強の休憩時間に。寝る前のイメージトレーニングとして。試験に向かう電車の中で。
そんな時間にさらーっと読んでほしいなあと思いながら、激励の気持ちも込めながら、文章を書いてます。
センター試験をはじめ、いろんな入試であったことをつらつらと書こうかと。
いろんな話をするので、読みたいところだけ読んでもよし、全部読んでもよし。あなたの参考になりそうなところだけ持って帰ってください。入試当日のヒントになればいいなあと思ってます。
1年前の私の話です。
◇この記事の目次◇
センター試験直前の「開き直り作戦」
横浜国大が第一志望だった私は、得点が合否に直結する一番大事なセンター試験が一番最初の受験でした。
が、しかし。
緊張もせず、こける気なんてさらさらなく、当日に至っては寝坊ですね。
寝坊なんて余裕だなあ…間に合う時間ではありましたが、超余裕をもってと思って予定していた時刻は結構過ぎていました。今考えたら、相当あほですね。
そんなこんなでちょっと早めに会場の最寄り駅(武蔵境駅だったかなあ)について、早朝から開店してたスタバで日本史の教科書を読んでました。
いくら自信に満ち溢れていた私でもさすがにちょっと緊張はしてきてた頃(AM7:30くらい?)です。でももう今更不安がっていても仕方がないよなあ…と思って。
ここも覚えてない、あの分野もまだ不安なんて思いながらがさがさと文字を見ていても多分頭に入ってないんですよ。
だから私は、教科書は、全範囲をパラパラとめくるのではなく、「絶対ここは試験に出る」と言い聞かせて小分野をいくつかみっちり読んでいました。
絶対出ると思いながら読むと、なんだか自分は勝ち組なんじゃないかなんて思えてきたりします。実際そこが試験に出るかはおいておいて、直前のメンタルづくりを兼ねた復習法です。
直前に、ここは完ぺきにしたぞ!!と思えることが大事なんです。それに、正しい情報を知っていれば、直前に見た単語が直接的に問題の解答にはならなくても、不正解の判断基準にはなれますしね。
開場と同時か少し遅れて試験会場(たしか亜細亜大学)に到着しました。学校に国立を受ける友達がほとんどいなかったので、教室には友達ゼロでした。逆に自分のペースで過ごせたからよかったかな。
まわりは友達同士が多そう。結構にぎやかで、正直模試と雰囲気は一緒でした。(ちなみに教室には女の子しかいなかった)
試験問題が教室に運ばれてくると、ちょっとはドキドキしてきました。でも、ここでも、今更どうこうしたって試験問題わかるわけじゃないし、問題も印刷されちゃってるから変えようがないし、もうなるようになれ!と言い聞かせていました。
あえてこの手法を名付けるなら、開き直り作戦です。結構これ、使えると思います。
開き直ると、信じるとか自信を持てとかそういう難しいことから解放されて、リラックスできるんです。
落ち着いて、今まで蓄えてきたものを、正しく使えるような感覚。万が一わかんない問題が出てきても、ま、みんなわかんない問題くらいあるし、正解しててもまぐれだよなあとか思ってましたね。なんせ、開き直っていたもんですから。(笑)
試験当日のエピソードをいくつか紹介しましょうか
答え合わせ
定番ネタと言っちゃ定番なのですが。試験が終わるごとに始まる、友達同士の答え合わせですね。問2の答えって③?④?…③!?だよね!!!…みたいなやつです。実際に、こんな会話が私の左斜め前の席で展開されていました。私は、(ほんとやめろやめろ…)と思いながらすぐにiPhoneの電源を入れてイヤホンをして大音量で音楽を聴いてました。こういう会話の存在は知っていたけれど、試験当日に聞くと本当に精神の安定を害されるわけです(笑)すぐに逃げるのが得策かと思います。
私はこう言ったわけで、試験が終わる毎時間ごとに試験前に電源を切ったiPhoneを起動させていたのでした。
あんまりいいことかはわかりませんが…。2015年のセンター数学②って、数学が苦手だった私にとっては出題ミスとしか思えないほど難しかったんですよね(笑)試験が終わったら、それまでアンインストールしていたTwitterをインストールし、数学って検索かけて、あ、みんなも難しがってるや。安心。って思ってました。でも、数学は最後の科目だったからよかったけど、検索見てもしみんな余裕みたいな感じだったらどうなっていたことやら…。やっぱりTwitterで検索かけるのはやめましょう。
お昼ごはん
いろいろ持っていきましたね。ほうれん草チーズパンとメロンパンとツナマヨのおにぎりとウィダーインゼリーとか。あと、チョコレート。オレンジジュース。全部は食べませんでした。そのときたべたいものを食べられるように重くなりすぎない程度にいろいろ持っていった気がします。ちょっと軽く口に入れられるようなものとかあると心強いかもですね。
参考書
何を持っていくか、結構悩んだなあ。たくさん持っていきたいところですが。会場ついたころにへとへとじゃ元も子もないし、試験後疲れて帰るのに荷物が重けりゃいやになっちゃいます。各教科、1冊、多くても2冊。
上に開き直り作戦でも言ったように、1冊の参考書をじっくり読み込んで復習したほうが得点につながると思うし、重くないし。個人的には、そう思います。
休み時間
試験と試験の間って、模試では10分とか15分とかですよね。でも、センター試験本番って1時間近くあるんですよ。驚き驚き。だから、意外と直前に復習の時間はあるんですよね。(あると思っていると意外と少ないように感じるから、ちょっと長めにあるくらいの認識がGOOD)当日びっくりしないように。知らないより知ってたほうがいい情報です。
(おまけ 今でも泣ける当時聴いてた曲)
片平里菜さんの「誰もが」
この記事を書きながら、なんとなく1年前によく聞いてた曲を聴こうと思って流していました。
まあ泣けること泣けること…(笑)
人によって響く言葉とか、好きな曲調って違うと思うし、だから自分の好きな曲を聴いてみて!!っておすすめするのはすきじゃないけれど、そんな私が受験生に聴いてほしいと思える1曲。
「今はまだ未来から試されている」
なーんて歌詞に励まされて頑張ってたなあ…。気が向いたらぜひ。
いつも通り、いつものあなたで
もう本当に、ここまで来たら心配してもどうにもなりません。不安な気持ちもちょっとだけわかります。でも今は、そんなことより、残された時間でどれだけ自分を信じられるかだと思います。
…ってありきたりなことはいくらでも言えますが、これもまた私の本心でもあり、経験談です。
勉強してきたぞ!もう自信満々!っていう人も、もっと勉強しておけばよかった…っていう人も、それなりに頑張ってきたこと、勉強したこと覚えたことあると思います。なんなら、まだ時間はあります。1分もあれば歴史の人物関係図ひとつ、覚えられます。数学の解法復習できます。(ほんとです)
今までやってきた自分を褒めて、そして残された時間、存分に楽しんでほしいなあ。
いつも通り、いつものあなたで!
そんな気持ちです。