夏休みを120%活用するための勉強計画とは!夏を制さないものは受験を制せない!?
みさみさの夏休み攻略シリーズ前編です。後編はこちらから!
言わずと知れた天王山??
梅雨明けも間近、夏休みの到来です!!
ここで皆さんに質問。夏休みと聞いて、思うことはどちらですか?
①「はあ~学校なくなればその時間分はゆっくりできるわ~」なのか
②「やったー!煩わされずに自分のやりたい勉強だけみっちりできるぜ!」なのか。
・・・・・
当然ですが・・・①を選んだ人は来年の春厳しい現実が突きつけられるでしょう・・・
この質問は、高3の時に学校の英語教師に言われたのですが、「言われるまでもないわああ!早く夏休みにしてくれええい!」
と、①の選択肢を出された時点で思いました(笑)
きっと皆さんの多くがそう思われたでしょう!!!
読む時間も惜しいと思うので、本題に移ります。
「夏は受験の天王山」「夏を制したものが受験を制す」
というのはよく言われるキャッチフレーズですが、
「夏を制せない者は、受験を制せない」が正解、と私は思っています。
その心は。
①この長い休暇を有効的に活用できない計画性と意志力では、到底受験への挑戦は無謀
②夏より、他方式による合格者が出たり、過去問の点が現実的になる秋の方が辛かった(主観)
の2点ですね。
7月の時点で、受験まで半年と少し。
本番まで、こんなに長い時間を与えられることは、もうありません。
秋からは過去問演習が始まるので、基礎を定着させるラストチャンス。
やることは山積み、でも何から手をつけたらよいかわからない。
夏を最大限生かしたいけど優先順位がわからない。そんな方も多いのでは!と思いこのトピックを選びました。
では、これから、一緒に考えていきましょう!
①まず目標ラインを明確にする
「志望校を上げるリミットは夏」という説は有名ですが、間違っていないと思います。
例えば、早稲田の中でも「やっぱり政経を第一にしてトライしてみよう!」とか「慶應も受けようかな」などです。
夏の間本気で頑張るモチベーションになるし、夏ならまだ間に合います。
といっても、志望を夏に上げてそこに無事合格する人は、正直少ないです。
でも大体、もとの第一志望には安定して合格しますね。
自分の学力を考慮せずにやたら志望を上げるのは意味がないですが、ある程度学力がついてきたり、物足りなくなってきたならばこの時期に志望を上げるのは悪くないと思います。
合格する人も、もちろんいますしね。
上げてもそのままでも、ここが第一志望!!というのを決めましょう!
まだここかな?というハテナがつく人もいると思いますが、決めちゃってください。
「こことここ両方受かっちゃったらどうしよぉぉう」という夢物語は考慮せずに、受ける中の最高ラインだけ決めてください(笑)
行きたいなあという「憧れ」を、行くぞ!という「目標」に変える最後のチャンスです。
憧れだけでは合格はできません。達成するための「目標」にしてください。
②過去問を一回解いてみよう!!
さあ、絶対ここ!という目標ができたところで。
今のあなたは、志望校の求めるレベルと、どのくらい差があるのでしょうか。
これを知る唯一の手段が、過去問です。
夏に過去問なんてもったいない??
いえいえ。そんなことありません。
冬にやる時答えを覚えちゃってる?
本文も問いも丸暗記してしまうことはないですし、そんな余裕もきっとないので大丈夫。
過去問は、半年後のあなたが受験校でライバルに囲まれ、緊張しながら解くものに一番近いものです。
同じ時間で、できれば本番と同じ静かなところで、一度解いてみましょう。
全然時間が足りなかった!!!が一番よく出る感想だと思います。
合格点と照らし合わせて何点足りないのか、どこを得点したらその点になるのか。
そこを知るために一度絶対解いてみてください。
③受験までの大まかな計画を立てる
大まかでいいです!
まず決めることは、どのレベルまで受けるか・センターを受けるのか。
できれば、過去問演習は大体どこを何年分するのか。それはどのくらいかかるのか。
逆算して何月から始める必要があるのか。
どこを何年分は割と難しいですが、「十月から」がおすすめです。
この過去問演習は、時間内に終わり、ある程度得点するためのものです。
九月は夏のやり残し・数多の模試の予復習。
文法や長文はどこの時点までに仕上げればならないのか、自然とわかってくると思います!
夏のうち!ですよね!!もう夏しかないんです(笑)
④その上で夏に何が必要か考えてみる
過去問を一度解いてみて感じた事は何でしたか?
ここで、英語を例に考えてみます!他の科目も、同じ要領で考えてみてください!!
>>長文は、時間があれば解けるのか。時間があっても解けないのか。
前者なら、数をこなすことで改善されていきます。長い長文演習を毎日し、音読し、パラグラフリーディングを反復すること。
(おすすめは河合やっておきたい長文800、1000レベル。MARCH・早稲田教・文の過去問)
後者なら、難易度が低く、短めで平易な長文から、パラグラフリーディングをものにすること。音読を徹底すること。(やっておきたい500、300レベル)
>>文法に不安が残りますか??
文法を総ざらいして定着させるには、どの参考書を何周するのか。
早慶上智以上なら、駿台英頻・桐原英頻。
以下ならNEXT STAGEことネクステで足りると思います。
鉄則は、絶対一冊に絞って反復しまくること!!!
(わたしのおすすめする英頻について書いた記事のURLを貼るので、やり方だけでも参考にしてみてください)
駿台英頻と桐原英頻の違い・効果的な演習法!!
>>単語・イディオムは定着している??
忘れていくものだし、定着がまだならば、何を何周すれば定着するでしょう?
鉄壁、DUO、ターゲット、シス単、キクタン、DATABASE・・・・
大学の友人に聞いても、使ったものは本当に多岐にわたっていました。
まずは、これ!と決めた一冊を完璧にしてください!
余裕があったら二冊やっても良いと思いますが、皆なんだかんだ「一冊徹底+未知語の書き出し」が多かったです。
④最後に!やるべきことを日に落とし込む
先ほど例として、簡単に長文・文法・単語に分けましたが、これをもっと明確にしていきます。
長文を磨きたいなら、一日一長文が最強です。
科目数の少ない私文は特に!めきめきと力がついていきます!1日あけると一気に読めなくなりますが(笑)
素材を工面しつつ、一日一本をノルマにします。
次、文法。これをやる!と決めた問題集は何周しますか?
1日2章やったら10日で一周。夏休みで4周。とか。
日ごとのノルマに落とし込みます!単語も同じです。
まとめ
いかがでしょうか。
夏休みは本当にあっという間です!
世間は海だBBQだ楽しそうなのに、クーラーの効いた部屋に一日缶詰。
今年だけで十分ですよね?
一日一日、決めたノルマを淡々とこなすのみです。
スケジュール、やること管理は何よりも大切に!!!
盤石な計画を立てたら後はやるのみ!!(*^-^*)
何をやればいいか、やり方がわからないなどあれば気軽に質問なりLINE@なりで聞いてくださいー!
後編はこちらから!
夏休みにどれくらいやり切れれば合格できるのか、もっと詳しく知りたい受験生はこちらも!
参考:難関大学が第一志望の場合、大学受験の夏休みに必要な勉強時間はどれくらい?
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
> 論理的で抜け漏れのない受験計画の立て方が分かる イクスタコーチ