13専攻もある中央大学文学部!現役中大生が入試情報から学生生活まで教えます!
こんにちは!一橋大学の笠原です。
今回は中央大学文学部についてご説明していきます。
実際に中央大学文学部に在籍している大学生にインタビューをして記事を作成しています!
高校生ではなかなか知ることが出来ない情報をたくさん載せているので中央大学文学部について知りたい人は必見です!
◇目次◇
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1.1 入試の難易度は??
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1.2 中央大学文学部の入試科目
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2. 中央大学文学部の紹介
中央大学文学部の入試について
入試の難易度は??
まず中央大学文学部の入試のレベルについて説明していきます。中央大学文学部を受験する受験生は目指すうえでどれくらい入るのが難しいのかを把握してください。
偏差値
共通テストの得点率81%~85% 偏差値 52.5~60.0。
統一入試・一般入試で数値は変化します。
倍率(2015年度)
受験方式が一般入試と統一入試で分かれています。専攻によって数値は変化しますが、一般入試は約2.0~4.0倍の数値であり、統一入試は約3.0倍が相場になります。
中央大学文学部の入試科目
一般入試と統一入試もともに国語・英語・選択科目(地歴・公民・数学)の3科目を受験するスタイルになります。
国語は統一入試では漢文はありませんが、一般入試では出題されます。
国語は評論読解と漢字問題がベースの入試問題です。英語は読解と文法問題がメインになります。英語文学文化専攻では英作文があります。基本的な構文を使うものが多いです。学科によって出題傾向は毎年変化しますが、全体的に標準的レベルの問題が多いです。難問と言われるものは少ないです。
中央大学文学部の紹介
続いて、中央大学文学部がどんな学部なのかを説明していきます。そもそもどんな勉強をするところなのかをお教えします!
何を勉強するのか
中央大学文学部のでは、人類がこれまでに生み出してきたさまざまな文化を総体的に学び、あらゆる面から「人間」の意味を追求していくことを目標にしています。
専門科目は学部全体で600を越え、豊かな知識と深い理解を育みます。また、専攻の枠を越え、他の専攻・コースの専門科目を広く履修できることも大きな特徴です。
学科は何種類か
国文学専攻・英語文学文化専攻・ドイツ語文学文化専攻・フランス語文学文化専攻・中国言語文化専攻・日本史学専攻・東洋史学専攻・西洋史学専攻・哲学専攻・社会学専攻・社会情報学専攻・教育学専攻・心理学専攻の全13の専攻群があります。
文字通りそれらの学部で専門的な分野の学習が可能です。語学系は文学・文化・言語学などジャンルが分かれていきます。
中央大学文学部の授業
次に中央大学文学部の授業について説明していきます。授業の組み方から時間割までを説明しますよ!また大学の授業と言えば「ゼミ」ですよね!そんなゼミについても触れていきます。
まず授業の種類について詳しく説明していきますね。
600もの授業数がある「専門科目」
まず文学部の特徴として哲学や社会学、教育学などの専門科目が600以上設置されていることです。他の科目よりも学問を幅広く学ぶことができます。たくさんの専門科目を学ぶことで、視野を広げ物事を多角的に見れるようになってほしいという願いから科目数が多くなっています。
幅広く学べる「副専攻」
文学部には副専攻科目というものがあり、ゼミに入るにあたって自分が研究する学問を決めますがそれ以外にも違う分野を専攻することが出来ます。他の分野も研究したい!という学生は専攻科目と副専攻科目の二つの学問を研究することができます。
自分の興味に合わせて受けれる「自由選択科目」
文学部は卒業までに取らなければいけない単位のうち30単位は自由選択科目として他の学部の授業をとったりすることが出来ます。
他の学部生の話を聞いて興味を持った授業などを受講することができます。縛りがないので、自分の学びたい分野を好きに受講できるのが特徴です。
仕事や社会について学べる「キャリアデザイン科目」
企業で活躍している社会人や文学部のOBさんなどが講義をしてくれる授業です。就職で悩んでいる学生や仕事や社会のことを就職する前に知っておきたいという学生が履修すべき授業です。
資格を取るための「資格課程」
教師になりたい人や司書になりたい人など資格が必要な職を目指す人をサポートする授業もあります。各試験を受ける前に勉強しておくべき科目を無理なく、勉強することができます。
文学部の時間割
授業の組み方
基本的に必修科目は自動的に時間割に組み込まれていきます。その必修がある曜日に合わせる形で授業を組むのが理想です。
4年間トータルで習得する単位科目があるのでそれらを先に組んでいくと良いでしょう。うまく組めればスケジュールに余裕ができ、自分の時間を増やすことができます。
どんな授業を取ればいいか
学年によっては専門性が高いため、1年次と2年次には取れない授業があります。それらは基礎がないと内容理解が難しいため基礎が学べる授業を取ることをおすすめします。
例えば、アメリカの小説家、ヘミングウェイの研究がしたいとしたら、アメリカ文学史やアメリカの文化などの授業を受けた方がよいです。
文学部のゼミ
そもそもゼミとは?
専門分野について深く学んでいくための少数授業です。週に1コマ以上で、教室にゼミ生10~20人程度で集まり教授を中心に実践的な学習を進めていきます。
学生が主体となって学びたいテーマを決め、調査や発表、討論をくり返しながら研究を進めます。
どんなゼミがあるのか
語学系なら文学・文化・言語学に分かれ、歴史では芸術史・人物史・文化史など、心理学・教育に関しては実際に、実験をしデータを取ることで仮説検証・理論検証などを行うゼミがあります。
ゼミに入る学年は専攻によってバラバラになります。
どんなゼミに入ればよいか
自分が興味のある分野にいくことが大切です。例えば、将来は英語の教員になりたい、より実践的な英語教育を教えたいという人であるならば、言語学系で語学を体系的に科学的に勉強することが役に立つかもしれません。
また、そのゼミにどんなOB・OGの先輩方や教授がいるかをチェックすることも大切です。運が良ければ学会や研究のお手伝いできるチャンスがあります。自分が目指したい分野に沿って選ぶことが大切です。
授業料について
授業料はいくらなのか
まず入学金が¥240,000がかかります。年間授業料が¥776,300になります。
その他、設備費や後援会運営費なども含めて初年度納入金額の合計は¥1,209,400になります。入学金は2年目以降納入する必要はありません。
奨学金に関して
中央大学には多くの奨学金制度があります。その中で代表的なものを紹介します。
中央大学予約奨学金
年間授業料の半額程度の額で4年(毎年度継続審査あり)の期間があります。中央大学全体で100名を採用しています。
中央大学学長賞・学部長賞給付奨学金
学長賞:授業料の半額相当額、学部長賞:学部ごとに決定します。判定基準が学力、人物ともに優秀な学生とあり、優秀な成績を修めた方が該当します。
その他にもスポーツや留学する際の奨学金制度もあります。
就職について
最後に中央大学文学部を卒業した大学生がどんな職に就くのか紹介します。大学選びではどこの就職先に就職できるのかも重要になってきます。ぜひ参考にしてみてください。
どんな職に就く人が多いのか
文学部卒業生の就職先は多岐に渡ります。文学部は教育・学習支援やマスコミに就職する学生の割合が高いことが特徴になっています。
その他でも金融・保険や情報通信などに就職する方もいます。公務員も特に教員の割合は多いです。大学院にも進学する方ももちろんいます。各学科で10人いるかいないかの人数ですが、毎年研究職に就こうと励む学生もいます。
参考ページ
【主要大学の基本情報】学部ごとの偏差値や共通テスト得点率、学費などを一覧でチェック。
*この記事はmarch学部特集の記事です*
march学部特集ではmarchの各学部について学部紹介をしています。