私大最難関早稲田大学法学部の実態とは?現役生が語る、わせ法完全ガイド
こんにちは!イクスタスタッフで一橋大学の笠原です。
高校生の間って大学のことについて知る機会は少ないですよね。
「早稲田大学法学部に興味があるけどどういう学部なのかよく知らない...」という高校生のために、今回は実際に早稲田大学法学部の現役在校生に話を聞き、内容を記事にしてまとめました!
実際の在学生に話を聞ける機会はなかなかないと思うので、早稲田大学法学部に少しでも興味を持っている受験生はぜひ参考にしてくださいね!
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◇目次◇
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1. 早稲田大学法学部の入試
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7. まとめ
早稲田大学法学部の入試
法学部の入試の難易度は?
法学部はどの大学でも入試の難易度は高く、早稲田の学部の中でも法学部の入試は難しいです。早稲田の入試は学部間によって問題が違うため比べるのは難しいですが、それでも法学部は他の学部よりも合格するのは難しいと言えます。
法学部の偏差値は?
予備校によって出ている偏差値は違いますが、だいたいどの予備校でも偏差値は60後半であることが多いです。全国的にも最難関の学部のひとつと言われています。
法学部の倍率は?
合格者/志願者の倍率は例年4~5倍です。国公立大学との併願をする受験生も多いですね。
法学部の入試科目は?
一般受験の場合は外国語、国語、地歴・公民の3科目が受験科目です。それぞれの科目で法学部独特の出題があるので、受験する場合には過去問対策をしっかり行ってください。数学は使えないので要注意です。
早稲田大学法学部の学部の紹介
法学部で勉強するコト
この学部では主に法律学を学んでいます。法律の基礎となる六法からかなりマニアックな特別法まで様々な分野の法律学を権威ある多くの教授から学ぶことが出来ます。
また、法律学以外にも教養科目も充実しており、法律系を中心に、自分の学びたいことに合わせて勉強を進めていくことが出来ると思います。
また、他学部の授業を取ることも可能なので、法学部に入ったけど商学部や政治経済学部などの授業を受けたい!という人も受けることが可能です。
法学部の学科は?
学科は1種類のみで「法学部」のみです。
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早稲田大学法学部の授業
早稲田法学部の授業の組み方
授業は卒業に必要な単位を確認しつつ、必修科目以外は自分で組みます。早稲田法学部は比較的法律関係の必修科目が多く、1年生の間は必修科目が授業の大半を埋めてしまいます。ただ、2年生以降は必修科目でも自分で教授を選択し授業を取っていくことになります。
3年生以降になると選択肢が広がるので、自由に履修したい授業を選べるようになります。
学年ごとの授業
1年生は必修科目がほとんど
1年生の間はほとんどが自動登録で時間割が埋まってしまうので、自分で考えて取れる授業は他の学部に比べて少ないです。あえて言うなら法律科目の試験に慣れながら、他の教養科目などはできるだけ負担にならないものを選ぶことが大切だと思います。
2年生は単位を意識しながら授業を取ろう!
2年生はほぼすべて自分で組むことになるので卒業に必要な単位を確認しながら組むのがいいでしょう。早稲田大学の学生なら誰でも履修できる授業(オープン科目)などもあり選べる選択肢は様々なので、その後の配分や自分の興味などに合わせて授業を選ぶことができます。
2年生は必修科目もまだまだあるので、それを中心に時間割を組んでいくことがおすすめです。
3年生は自由に選ぼう
3年生以降は必修科目もほぼないので自分の興味のある授業を中心に履修を組むことができます。3年生の後期あたりになると試験にも余裕が出てくるので、ある程度自由度の高い授業の組み方ができると思います。
早稲田大学法学部のゼミは?
そもそもゼミとは?
ゼミとは、簡単に言えば、1つの科目の理解を2年間かけて深めるものです。また、ゼミは2年間続くので、ゼミで仲良くなる友達も多いです。
法学部のゼミの種類
法学部は基本的に法律学のゼミに入ることになります。民法や憲法などの基本的なものから、国際私法や知的財産法などの特別法まで様々なものがあります。
その中でも、がっつりと勉強をするゼミもあれば、ほとんど勉強はせずにゆるくやっていくゼミもあります。それぞれが特徴を持っているので、自分の大学生活に合わせてゼミを選択することができるのも特徴です。
どんなゼミに入ればよいか
自分が将来何をやりたいのか、を最優先で考えて選択しましょう。自分がやりたいことと同じような夢を持つ先輩が多ければ、それだけ情報も多いですしコミュニティも自分の必要な部分で広がりを持ちます。
逆に、自分がやりたいことと全く違うものに入ってしまうとそれについての情報も全然入ってきません。ですから、どのような先輩が多いのかしっかり下調べしてゼミを選びたいですね。
同じ法律科目のゼミでも、雰囲気や活動内容は個々に全く違います。飲み会やイベントが多いゼミや、そういうものはほとんどない勉強に集中したゼミなど様々です。ゼミに入る前の段階でゼミ見学や説明会などの機会が多く設けられているので、それらに出ながら参考にして決めることがおすすめです。
早稲田大学法学部の授業料について
授業料について
授業料については、学部ホームページに詳細はありますが、年間約120万円となっています。また、その他にも教科書代などが別途かかります。
奨学金について
奨学金についても詳細は学部ホームページに載っているのでそちらの方が詳しいですが、早稲田大学法学部には様々な種類の奨学金があります。完全給付制のものから貸与制のものまであります。また、地方から来る人のための奨学金なども揃っているのが特徴ですね。
私の周りでは結構な人数の在学生が何かしらの奨学金制度を利用しているように見えます。奨学金を利用するつもりであれば、自分に当てはまる奨学金を事前に確認することで安心できますね。
早稲田大学法学部の就職状況
大学卒業後の進路は?
就職先に関しては多種多様です。法曹関係はもちろん、公務員やマスコミ、商社、銀行などここには書ききれないほどです。ちなみに、法学部だからといって法曹志望の人が多いわけではありません。
法学部といえども、法曹関係を志望する人はそれほど多くはありません。学部内の友達が10人いたとすれば、その内法曹志望は1人か2人、多くても3人といったところです。
法曹関係を目指す人たちはほとんどが法科大学院に進学します。
学部の中で特にこれ、と決まった進路はなく、また早稲田大学法学部は就職にも強いので、自分がなりたいものになっていく、という感じです。ただやはり、法曹を志望するならば基礎固めとしての能力は養成することができるので、法曹を志望しているのであればとても良い環境ということができます。
まとめ
受験生の皆さん、早稲田の法学部について知っていただけたでしょうか?
他に気になることや聞いてみたいことがありましたら、どうぞご質問ください!
*この記事は早稲田学部特集の記事です*
早稲田学部特集では早稲田の各学部について学部の紹介しています。
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