「大学進学希望、俺だけ…？」
「みんな地元で就職先や専門学校を探してるけど、私は大学に行きたい…。」
でも、「独りだけって辛そうだし、みんなと同じようにしようかな」

「独り」「みんなと違う」という状況に不安を抱き、悩んでいる高校生さんは少なくないかと思います。特に、慣れ親しみ育った場所が「田舎」だと感じている方や実際に地元と都市部に距離がある方は、「大学受験」に関して都市部との違いに壁を感じている場合があるかもしれませんね。そうした場合、自分のそばに同じような大学進学の意志をもった仲間が欲しくなるものです。しかし実際のところ周りにいないからと「孤独感」を感じてしまう高校生が多いのです。

そんなときこそ持っておきたいものがこれ。

「独り」から「一人」になるという意識

今現在あなたが置かれている地域や環境に、仮にも同じ「大学進学志望」という意志を持つ仲間が多く見当たらないと、少し苦しいかもしれません。しかし、あなたの意識の中にある「周りのみんな」はそれぞれ「意志」自体は持っているのかも。その意志の形が「進学」であるか「就職」であるか、もしくは「自転車で日本一周してから決めるつもり」であるか、意外とそれだけの違いかもしれません。
今あげた3つの意志に優劣はありません。あなたは「独り」なわけではなく、意志をもっている仲間たちの「一人」なのです。

「大学」という社会のざっくりしたイメージ

その上で認識しておいてほしいものがこれ。大学のざっくりしたイメージです。
大学って一言で言ってしまうと「自分と最大限に向き合える社会」です。「大学は自由」とよく聞くかもしれませんが、これは案外学校ごとの色に影響されやすいものだったりします。ただそれでも共通して言えることは、どの大学でも「自分次第でどうにでも環境を変えるチャンスであふれている」ということ。先ほどあげた3つの意志に優劣はありませんが、大学に在籍する者だけが与えられる資格があるとすれば「学生という身分を保証されたうえで試せる自己開発」というものなのでしょう。

最後に...

環境による不安の中でも、自分の進みたい本当の道に関して少しでも気付いているあなたは、もう十分「独り」でも進んでいく力があるのかもしれません！しかし、決して「独り」ではなく「仲間の一人」なのです。そして同じような状況におかれるあなたの同級生が、全国に存在することは間違いありません。

もしあなたがご両親の反対がない状態で大学進学を少しでも希望するなら、まずは大学を目指してみましょう。就職は大学に入ってからでも出来るけれど、受験のための勉強時間を存分にとれる時期はおそらく高校生のうちだけです。そして、大学で新たな仲間と出会い世界を広げていきませんか？
どうすればよいか選択肢がありすぎる日々。しかし確実に言えることは「今あなたの過ごすこの時間が、あなた自身の夢への第一歩間違いない」ということなのです◎