立教大学理学部ってどんな学部?現役在学生に入試や授業のリアルを聞いてみた
こんにちは!イクスタ編集部です!今回は立教理学部についてご紹介していきます!
高校生って大学のことについて知る機会は少ないですよね。「立教理学部に興味があるけどどういう学部なのかよく知らない...」という高校生のために、今回は実際に立教大学理学部の現役在校生に話を聞き、その聞いた内容を記事にしてまとめました!
リアルな在学生に話を聞ける機会はなかなかないと思うのでぜひ参考にしてみてくださいね!
◇目次◇
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1. 立教理学部の入試
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2. 立教理学部の学部紹介
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3. 立教理学部の授業について
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6. 立教理学部の就職について
立教理学部の入試
まずは立教理学部の入試についてご紹介します。難易度や倍率、入試科目についてまとめてみました。
理学部の難易度
偏差値
数学科・物理科・化学科の偏差値は57.5で、生命理学科の偏差値は60.0です。
倍率
2015年度の結果だと数学科は4.0倍、物理科は4.1倍、化学科は4.5倍、生命理学科は4.7倍です。例年、4.0倍~5.0倍の倍率があります。
立教理学部の入試科目
全学部日程だと数学科は英語・数学ⅠAⅡB、物理科は英語・数学ⅠAⅡB・物理、化学科は英語・数学ⅠAⅡB・化学、生命理学科は英語・数学ⅠAⅡB・化学または生物となっています。
個別日程だと数学科は英語・数学ⅠAⅡBⅢ・物理または化学または生物、物理科は英語・数学ⅠAⅡBⅢ・物理、化学科は英語・数学ⅠAⅡBⅢ・化学、生命理学科は英語・数学ⅠAⅡBⅢ・物理または化学または生物となっています。
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立教理学部の学部紹介
何を勉強するのか
学科によって学ぶことは様々です。数学科では代数学・幾何学・解析学・数理物理学・計算機科学などを学びます。物理科では素粒子論・宇宙論など理論的なことから、宇宙物理・原子核物理・原子分子物理などの観測的なこと、さらには惑星間空間物理・地球大気物理など宇宙のことも勉強していきます。
化学科では様々な物質の性質や反応を理解するために、化学の基礎から学びます。さらに、自分で研究が行えるために必要な知識や技術を学んでいきます。生命理学科では、人から動植物のことまで様々な生命について学びます。
そのために、「分子生物学」、「生物化学」、「分子細胞生物学」を基礎から学び、分子レベルで様々な生命現象について学んでいきます。また、最先端と生命研究について理解するだけでなく、様々な実験手法も実践的に学びます。
学科によって多少の差はありますが、1・2年次では基礎的な事柄について、3・4年次は卒業論文に向けてより応用的・実践的なことを学んでいきます。
学科は何種類か
理学部には数学科・物理科・化学科・生命理学科の全部で4つの学部があります。どの学科も、高校で学んだ数学や理科などとは違いより専門的に1つ1つを細かく学んでいきます。
立教理学部の授業について
授業の組み方
まず、大きく分けて「全学部共通カリキュラム」、「必修科目」、「選択科目」の3つがあります。
全学部の人が授業する「全学部共通カリキュラム」
「全学部共通カリキュラム」というのは全学部の人が履修しなければならない選択科目のことで、学部学科さまざまな人が同じ教室で授業を受けます。選択できる科目も多種多様で、理学部にいると学ばない内容についても学ぶことが可能です。
学科ごとで分かれる「必修科目」
「必修科目」というのは学科ごとに、各学年各学期に履修しなければならない授業のことです。「全学部共通カリキュラム」や「選択科目」と違い、単位を落とすと再履修となり、単位を取得するまで卒業できません。
専門的な科目を勉強する「選択科目」
「選択科目」とは各学科で多種多様な専門的な科目を自分で選んで履修することができる科目のことです。自分のより興味のある科目、もっと深く学びたい科目など自由に履修することができます。
どんな授業を取ればいいの?
前述した「全学部共通カリキュラム」、「必修科目」、「選択科目」のすべてにおいて、卒業までに取得しなければならない単位数が決められています。計画性を持って授業を取っていかなければ取り終えることのできない可能性も出てくるので注意が必要です。
また、各学期で履修登録できる単位数の上限があるので、計画的に単位を取得していく必要があります。理学部は比較的勉強する内容が限定されているので、文系の学部ほど授業に選択肢がないです。
ですが、そのほうがより専門的なことを深くまで学ぶことができると思います。また、「全学部共通カリキュラム」などを利用して、自分の興味を広げていくのもいいですね!
立教理学部の授業料について
理学部は実験などがある関係で、他学部よりも学費は高くなっています。大学1年生は入学金の20万円も含め、約170万円です。大学2年~4年生各年で約150万円です。
立教理学部の奨学金について
奨学金には日本学生支援機構から支給されるものと、大学独自の奨学金制度のものの大きく分けて2つがあります。立教大学ではだいたい半数の学生が奨学金制度を使っています。立教大学には様々な奨学金制度がありますが、理学部は学費が比較的高い分、多くの奨学金をもらえると思います。
立教理学部の就職について
理学部を卒業するということは理系職に就く、と思う人も多いと思いますが、一概にそうとも限りません。理系分野とは全く関係ない企業に就職する人もたくさんいます。現在、現代科学というのはものすごいスピードで発展しています。たった大学4年間で学びきれる内容ではないです。
よって4年間で就職をする人は理系職に就くのはなかなか難しいというのも現実としてあります。そのため大学院に行く人も学部全体で4割程度はいます。
しかし、大学で学んだ内容とは全く関係ない企業に就職したとしても、活かせることはたくさんあると思います。実験で培った思考力・考察力というのは就職しても大いに役立つと思います。
以上、立教大学理学部のご紹介でした!
参考ページ
【主要大学の基本情報】学部ごとの偏差値やセンター得点率、学費などを一覧でチェック。
*この記事はmarch学部特集の記事です*
march学部特集ではmarchの各学部について学部紹介をしています。
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