早慶志望必見!早慶英語を対策する上で知っておきたい勉強法や参考書
こんにちは。イクスタ編集部です。
今回は早慶志望の受験生のために早慶英語で合格点を取るための対策法をまとめてみました。
早慶英語に関する記事も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
◇この記事の目次◇
- 早慶の英語の特徴
3.1 英単語の対策が重要
3.2 文法は構造を理解しよう
3.3 長文はスピードが大事
早慶の英語の特徴
早稲田大学編
私大最難関として慶應と双璧をなす早稲田の英語。早稲田はどの学部も試験時間が90分間で、求められる英文の量がとても多いので、安定した基礎力と共通テスト、センター過去問を60分ほどで解き切るための速読力が必要です。学部ごとに癖のある問題が出題されるので、各学部で対策法をしっかり立てることが重要です。
例えば社会学部や人間科学学部では、文法の下線部間違え問題で「No Error」という選択肢が出題され、あいまいな知識だけを詰めていても攻略の難しい問題ばかり出題されます。
慶応義塾大学編
早稲田大学同様に非常にレベルが高く、長文読解ではThe Economist や The New York Timesなどの新聞や雑誌、学術的な論文から出題されるので、レベルの高い単語が使われていますし、内容も難しいです。
各学部によってバラつきがあり、慶應全体としてこうだ!という出題形式はありません。法学部はマークシートだけですが、商学部では単語だけ記述、経済学部は英作文など様々です。
早慶英語攻略のための参考書と勉強法
ここからは私大最難関である早慶のハイレベルな英語に対応するための参考書を厳選していきます。どの参考書もとてもハイレベルですが、難易度の高い英文を読むためには欠かせないものになっています。
単語・熟語・文法編
①『単語王』
受験生に長く使われ続けている参考書です。特徴としては単語の量が圧倒的で、2202個の単語が載っています。難関私立大学を中心に、出題される英語のレベルが最難関な大学に合格した受験生から大きな支持を得ている参考書です。
②『ユメタン2』
難関大学を合格するための英単語を勉強することができる参考書です。ユメタンは英語のスペシャリスト木村達哉先生が独自の「キムタツ式語彙学習法」を元にしてつくられた単語帳です。
③『システム英単語』
最新の入試問題のべ8,000回分を分析し、現代英語に欠かせない2021語を収録している単語帳。現代の実用英語も徹底分析しており、意味まで頻度順で収録されています。出る意味、出る形を超速学習できるミニマル・フレーズを採用しており、多くの受験生が愛用する人気の単語帳です。
④『鉄壁』
毎年多くの東大合格者が愛用する単語帳。しかし実態は、「難関大学を目指すすべての受験生へ贈る英単語帳」となっています。
全50セクションに分けられている鉄壁の一番の特徴はイラストを用いているため視覚をフルに活用できること。またすべてが赤字で書かれているので見やすく、派生語や熟語も同時に覚えられる優れものです。
⑤『解体英熟語』
主要難関42大学の入試問題と共通テスト・センター試験を徹底分析し、必修527語、重要346語、上級144語(計1017熟語)を収録しています。
解体英熟語はかなり難しいので早慶以上を受験する方以外は使わない方がいいと思います。熟語帳というよりは問題集に近いので熟語帳を完璧にした人がチェック用として使うことが一番賢い使い方だと思います。
⑥『DUO3.0』
日本の「いろは歌」をヒントにして、現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を重複なしで560本の英文に凝縮させた新型の単語帳。
DUO3.0は560英文で標準レベルの単語集1冊分の単語+熟語集1冊分の熟語がカバーできます。アメリカの大学教授が監修しているので、TOEICなどの対策にも使われています。
⑦『Vintage』
この参考書の良さはその見やすさと網羅性です。とても見やすいデザインであるとともに、この参考書一冊であらゆる範囲が学習可能です。
例文などを用いたわかりやすい解説がついており、復習がしやすいのに加え、暗記箇所が赤文字になっているため、赤シートをつかえば暗記ポイントの学習も可能です。
⑧『頻出英文法・語法問題1000』
圧倒的な問題数を誇り、基礎から発展まですべてを網羅しているといっても過言ではありません。ややレベルの高い問題が多く、時にマニアックな問題も掲載しています。おおむね難関大志望者向け。
長文編
⑨『やっておきたい英語長文700/1000』
英語長文の700wordsレベル、1000words超レベルの問題集です。良問がそろっており、本当にこれを解いておきたい、という長文ばかりです。しっかりと解いて、復習して、音読するところまでやりましょう!早慶ではこの参考書に出てくるレベルの英文は普通に出題されます。
⑩『英文解釈教室』
共通テスト・センター試験などのあまり難易度の高くない文章は単語、文法の知識があれば読めると思います。しかし、早稲田などの最難関私大の英語となると、単語の意味はわかるのに英文の意味がわからないということが起こり得ます。それを防ぐための1冊です。
早慶の英語の対策
最後に早慶英語を対策法をまとめてみました。学部ごとで入試形式が変わったりするので、細かい対策法については言及しませんが、早慶英語を受験する上で知っておきたい対策法をまとめたのでぜひ参考にしてみてください。
英単語の対策が重要
早慶の特徴として求められる単語のレベルはとても高いことが挙げられます。国公立大学では難しい英単語は出題されないことが多いので、最難関立大学である早稲田と慶應は英単語の対策をかなりしっかり行う必要があります。
大学受験用として市販されている上記のような英単語帳の最難関のレベルのものを使って勉強をしていく必要があります。しかし早慶がこれほどまでに難易度の高い大学として恐れられるのは、これらの最難関の単語帳を全て覚えたとしても、試験本番で見たこともないような単語がよく出てくるからです。
これらの英単語帳を全て覚えて本番で知らない単語が出て来たら、それは諦めましょう。固有名詞か専門用語のはずです。それらの英単語は諦めて本文から推測しましょう。直接点数に関係する部分ではないはずです。
形式はばらばらですが、早慶に共通して言える点は「単語・文法・文脈・背景知識という英語における全要素が問われる」ということです。つまり付け焼き刃の知識では到底早慶合格など夢のまた夢なのです。
文法は構造を理解しよう
文法に関しては単なる暗記でとどめるのではなく、なぜこうなるのかという構造そのものを理解する勉強を意識しましょう。文法に関しては、直接文法の正誤問題が出題されることもありますし、本文の中でも文法の知識が求められる場面はとても多いです。
そして合否を分けるポイントは、時間との勝負、ミスとの勝負といえると思います。早慶はどの学部でも、問題量に比べて試験時間が短く、速読をしないと解き切ることができません。しかも、ミスもできません。
長文はスピードが大切
高いレベルの単語・熟語・文法がちりばめられた長文が出てくるので時間内に読むのだけで一苦労するはずです。早稲田合格者で共通テスト60分、センター英語は55分くらいで解き終わるくらいのスピードを持っているイクスタスタッフでも、早稲田の英語(商学部・社会科学部・教育学部)はどれも時間的な余裕があったことはありません。それくらい早稲田の長文はスピードが求められます。慶應大学も同様です。
重箱の隅をつつくような誰も答えられないだろう問題もありますが、大半はよく考えれば解けてしまう問題なので、そこで落とすわけにはいかないのです。
まずはどのような問題が出題されているかをざっと見て、得意な大問から解き始めましょう。長文は配点が高いので、先に解くというのも方法の一つだと思います。
まとめ
早慶は受験生として1度はあこがれる大学だと思います。その早慶合格のキーとなるのが英語です。確かに早慶の英語は難しいです。しかし、この英語という科目攻略なしには100%合格はあり得ません。そのために今日からしっかり対策をして合格を勝ち取りましょう。
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
> 論理的で抜け漏れのない受験計画の立て方が分かる イクスタコーチ