受験に集中するには？～地元の進学志向が弱いと感じるあなたへ～

最終更新日 2019/7/11 6326 views 46 役に立った

生まれ育った「地元」の存在は大きいものです。家族だけでなく、幼馴染や初めてできた親友、恩師とも出会えた場所であり何よりも高校生の皆さんにとっては不変の「帰る場所」であるのではないでしょうか。

しかし時には悩むこともあるでしょう。例えば「大学進学」における意識。地域によっては進学志向自体があまり見られない場合もあるかもしれません。もちろん、そのような地域的事実と大学進学を踏まえたうえで地元以外の高校に通っている方もいるのではないでしょうか。けれども普段過ごすのは地元。どうしても孤独感を感じ、受験に集中できないなんてことはありませんか？

そうした不安を抱えながらも大学進学を目指したいあなたへ。――　

モチベーションを保ち、不安を溶かす方法を考えてみましょう。

①あなた自身の将来を思い浮かべて。

誰とも比べずに。あなた自身の将来のプランの中で出来るだけ良い状態の将来を思い浮かべましょう。きっとあなた自身を引っ張ってくれるあなたがそこにいます。

②その将来へ向かうための大学進学であることを思い出して。

あなたが初めて大学に行きたいと思ったとき、どんな気持ちだったのでしょうか。漠然とした希望でもよいのです。その漠然としたものが、今、具体的な目標に変わりつつあることを感じてみてください。

③地元から少し、離れてみましょう。

気分転換と地元の影響から距離を置くことが目的です。

　例えば勉強場所として利用していた図書館を隣町の図書館に変えてみるなど。これは私自身が試していた方法でした。少し時間のある日は朝から隣町の図書館を訪れ、日が沈むまでそこで過ごします。慣れない場所は緊張しますが、未知であることが集中を導いてくれます。「一歩外に出るとこんなに雰囲気が違うんだな」と刺激をもらうこともできます。帰ろうと思えばすぐ帰れる距離にある「異空間」だからこそ自分と向き合う時間を得られたように思います。

周りのお友達が就職を希望していたり社会進出の意識を持っていると彼らはとても現実的に見え、焦ることもあるかもしれません。しかし「自分にとってそれはどうかな？」と一呼吸置くことも大切です。地元にもし、受験に集中できる環境がないなと感じたらまず外に足を運ぶ時間を探してみてください。焦っているとき、不安を抱いているときほど周りは窮屈に感じてしまうものです。その窮屈さから抜け出すために少し離れた外の世界をのぞいてみましょう。

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