これからのリーダーに求められる「リベラルアーツ」を学ぶなら中央大学文学部
こんにちは!中央大学文学部 人文社会学科社会学専攻3年の森本です!
アルバイトはフィットネスクラブでスタジオレッスンのインストラクターや、13年間続けているサッカーのコーチ(主にGK)をやったりしています。
中央入学後1年時にはM1グランプリの予選も出場したし、学園祭実行委員のお仕事でローカル局の企画に出たりと、人前で話すことがとにかく大好きです!
川崎市民だけどJリーグの横浜Fマリノスを応援してスタジアムにもよく足を運びます!大きな声で応援するのはストレス発散になりますよ~!
と、前置きはこのくらいにしておいて 皆さんは「文学部」という学部に対してどういうイメージを持っていますか?
「なんか本読みそう」とか「源氏物語の研究してそう」とか「暗そう」とか「就活に不利って聞くけど」なんて思っていませんか? 僕も正直大学受験をする前はそういう風に考えていました。
しかし中央大学の文学部はほかの大学の文学部とは一味違います!今日は中央大学の文学部についてご紹介していきますね!
1. 覚えきれない専攻の数!
中央大学の文学部は学科こそ「人文社会学科」と一つしかありませんが、専攻に目を向けるとなんと13専攻もあります!僕も正直覚えきれてないです…。まずはどの専攻がどんなものなのか、HPのカッコイイキャッチコピーも合わせてみていきましょう!
国文学専攻
「不変の美と輝きを放つ国文学をあらゆる領域から学ぶ。」
→いわゆる文学部!竹取物語や筆文字などを読み解きます!
英語文学文化専攻
「英語で理解し表現する力を着実に身に付け、英米文学と文化、英語学の知識を深める。」
ドイツ語文学文化専攻
「言語、文学、歴史、演劇、美術・・・ドイツ語圏の文化と社会を語学とともに学ぶ。」
フランス語文学文化専攻
「言葉からはじめてフランスの魅力をさまざまに研究する。」
中国言語文化専攻
「自分なりの形で中国を知り、使える中国語を学ぶ。」
→この4つの専攻は語学力はもちろんのこと、その国はどんな国なのかを考えていく専攻です。華やかな女子が多いかも!?
日本史学専攻
「過去の日本に起きた出来事を解明し、日本の将来を見据える。」
東洋史学専攻
「現代社会の成り立ちを、アジアから、歴史から考える。」
西洋史学専攻
「歴史上の出来事を多様な視点から学び、自分自身の歴史観を見つけ出す。」
→この3つは高校で勉強した日本史や世界史をより深く学びたい人にサイコーにおすすめ!考古学、明治維新、イスラーム史、サンスクリット語、西洋古代史、オリエント史などのワードにビビッと来たら要チェック!
哲学専攻
「世界の謎に正面から立ちむかい、新たなパラダイムを創り出す。」
→‘哲学‘って聞いてピント来ます?謎めいているけど学べば学ぶほど深みに気づくことに…
社会学専攻
「現代社会のあらゆる問題を、自分の頭と体をフルに使って解き明かす。」
→これが僕の専攻!貧困、性、グローバル、犯罪など社会問題に対して様々な調査方法で挑みます!どんな分野も言ってしまえば社会学!
社会情報学専攻
「メディアや情報が鍵を握る現代社会で、主体的に活躍する力を身に付ける。」
→社会学専攻と兄弟のような専攻。ゼミの垣根も超えることができますがなんといってもこのメディア社会を生き抜いていくためには欠かせない力を身に付けることができます!図書館情報のコースもあります。
教育学専攻
「人の可能性を広げる力は、自分の可能性も広げる力。」
→先生になるための専攻では全くない!教育とは、人を教えるとは何かを研究していきます。
心理学専攻
「自由な雰囲気の研究室で、人の心の動きを理論と実証の双方から追う。」
→これからの人生人が何を考えているか理解できたらいいですよね。ヒトの心はどうやったら動くのか・・・!
と13もの専攻があるのです!事実僕もまだ覚えきれていません…。 他の大学では学部になっているものもありますがなぜ文学部の中に入っているかというと 「文」すなわち広い意味での文化、人間の様々な営みに関わる多様な学問を学ぶ場です。
文学部は、多様性や共生、お互いを尊重し合うことが求められる現代社会において、専門的知識と幅広い教養を持ち、社会、言語、文化についての素養、つまり「人を読み解く力」を備えた人材を育成することを目標としています。
中央大学文学部は「人間とは何か」を探求する学部です。『専門的知識×幅広い教養=「人や社会を読み解く力を備えた人材」「多様な社会に対応できる人材」の育成をめざします。』(中央大学ホームページより)とあるように「文」が文学ではなく人文社会学としての「文」であるからこその専攻の多様性であり、総合的な人材育成を目標としているのですね!
2. 他専攻の授業が履修できちゃう!
中央大学の文学部はほかの専攻の授業も履修できちゃいます! 卒業までに必要な単位数126単位のうち30単位が自由選択科目として履修が義務付けられています。そのためフランス語文学文化専攻の学生が哲学概論を履修できますし、心理学専攻の生徒が日本中世史などの日本史学専攻の授業も取れてしまうのです!
専門科目が約600あり、その半分の300の授業は自由に履修できるという選択肢の多さ。他専攻の友人に「社会学専攻でいい授業ない?」と聞かれることもしばしば。僕も今年はドイツ語文学文化専攻の「現代ドイツ事情」を履修しました!世界史が好きな僕にはぴったりの授業です。
「大学入ってもやりたい勉強ないし、、、」「いろいろ興味ありすぎて学部絞れない!」なんて学生には特におすすめです!また自分の学科以外にも多様な科目の授業を受けることでリベラルアーツが身につきます。
こんな時代だからこそ求められるリベラルアーツ
リベラルアーツとはいわゆる教養のことです。
現代は産業や価値観の入れ替わりのスピードがどんどん早くなってきている時代です。IT の発展などによって技術や流行が時代を席巻する期間が短くなっています。そんな時代だからこそ、モノゴトの本質を見抜く力が重要視されています。
時代や流行に左右されずに人間にとって本質的に価値を持つものを見抜き、それを創造する力こそ、これからの時代に求められるものです。 ゼロから何かを創造するためには広範囲の分野の知識が必要です。
ある分野のルールやある分野で当たり前とされていることを違う分野に当てはめてみたり、それぞれを結合したりすることが創造にとって欠かせません。 日本ではリベラルアーツという概念はあまり一般的ではなく「一般教養」などと一緒にされてしまうこともありますが、一般教養とリベラルアーツはその深みにおいて似て非なるものです。
リベラルアーツとはLiberal = 自由、Art = 技芸を合わせた言葉、つまり「自由になるための知識、技術」ということです。
これらの創造力を培うために必要な広範囲に渡る知識(教養)を身につけるためには中央大学の文学部はとても良い学部です。 これほど多くの専門科目を自由に履修できる大学・学部はほとんど存在していないので、リベラルアーツに興味がある人はとても有意義な学生生活を送れると思いますよ!
3. 進路
「文学部は就職に弱い」こんな話を聞いたことはありませんか?僕自身もよく耳にします。しかし大学のHPには 文学部の就職先主要業績は、「卸・小売」「金融・保険」「情報通信」「メーカー」となっています。
例年、他学部と比較すると、教育・学習支援やマスコミに就職する学生が多い傾向があります。 出身学部によって就職に有利・不利はありません。文学部で学んだ豊かな知識をどのように社会に生かすかが重要です。 とあります。特に心配する必要はなさそうですね。
私の先輩や周りを見ていると社会学専攻は金融と公務員が多いイメージです。 僕の知り合いの教育学専攻のTさんは人材系ベンチャー企業に就職したり、社会学の先輩は警視庁を狙ったり、就職先も様々な選択肢がありますね!
ちなみに僕は広告、飲料、商社、放送局、通信などが志望です!この夏のインターンでいろいろ見てみたいと思います! 中央大学のHPに主な就職先も載っているので一度見てみてください!
中央大学公式ホームページ「文学部・進路」
4. 一専攻に一研究室!
13の専攻があると文献探しが大変だったり相談する内容が専門的になったりしますが中央大学なら大丈夫!一専攻に一研究室があり約32万冊の蔵書があります。室員さんが2名常駐しているので安心です!
17時を過ぎると大学院生がいるようになるので自分の研究についても質問できるのです。かゆいところに手が届く細やかさが中央大学文学部にはあるのです。
「人間とは何か」について興味がある人はこの図書室を利用することで知りたいことのほとんどを理解することができるようになりますよ。
5. 最後に
大学でやりたいことが見つからない、自分が何を勉強したいのかをよくわかっていない人はたくさんの選択肢がある中央大学の文学部に入ることを強くおすすめします!人生はまだまだこれからだし、選択肢がよりたくさんある道を選んでみませんか?
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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