現代文で漢字は絶対に落としちゃダメ!貴重な安定得点源はどれくらい大事か知っていますか?
やっぱり、なんだかんだ漢字です。
こんにちは、都内の女子大学に通うmizukiです。入試において縁の下の力持ちといった存在になってくれる分野、
これぞ漢字なのです。……とはいえ私も気が付いたのはつい先日。
自分の進路に向けて必死に勉強しているとある受験生の机をみてふと思いました。
◇この記事の目次◇
漢字はコツコツ詰め込んでおく!
「何で、この時期に漢字練習してるんだろ」
入試1ヶ月前、もう詰めさえ終盤の時期だっていうのに、
まさか漢字練習を今やってるなんてそんなわけないよね、、って。
『 そんなわけないよね 』
そう、そんなわけあってはまずいのです!
なぜなら漢字は予めコツコツ詰め込んでおいて、その上で入試1ヵ月前ならばもう『書き⇔読み』をテキストの確認程度でできるようにしておきたいから。
私自身も恩師に呪文のごとく唱えられていました。
『 漢字は絶対にミスしてはいけないよ 』
そうだ、私も言われていたよね。それでノート真っ黒にしてたよね。
なぜか後回しにしてしまいがちなんです
そしてそんなことを思い出しながら、少し考えてみたんです。
『 どうして漢字必死にやってたんだっけ……? 』
漢字は確実に得点したいところです。
そして出来るに超したことはないけど出来ないとマイナスになるところ。
わかってはいるけれど、どうしても後回しにしたくなりますよね。
それって、
・漢字が無限にあるように感じること
・出題される漢字に予想がつかない割には漢字練習に時間がかかること
が、無意識のうちに影響しているのだと思います。
日本人なら書けて当然!と言いたい漢字であっても現実問題、単純な漢字でさえ正しく書けないことが日常的にも珍しくないですし、普段はスマホやパソコンで簡単に変換できます。そして実際に皆さんも、「読めるしイメージもわくけどいざ手で書くとペンが進まない、不安」と感じる字も少なくないのではないでしょうか?
ですから結果的に、「 出題少ないし時間割いてもできないなら漢字ってやっても意味がないんじゃないか 」って思って後回しにしたくなってしまうんですよね。。机に漢字練習帳を広げていたその子もそうだったみたいです。
毎日最低〇〇分!自分で時間を決めて毎日コツコツ積み重ね!
でも見方をちょっと変えてみましょう。
もしかしたらその後回しの原因、
「やってもできない」のではなくて「やってないからできない」なのかもしれないと…。
それならばコツコツ積み重ねていくことをオススメします。
正直漢字って、出題数は少ないし書くのは難しくても読めてしまうことが多いので時間をたっぷり使うのはちょっともったいない……。ましてや試験間際にまとめてインプットさせるのは効率も悪いしそれだけの時間があれば別の教科に費やしたいところですよね。
ですから出来る時に時間を決めて、長期間取り組みましょう。
ちなみに私は、朝と夜に最低でも30分必ず時間を作って漢字練習をしました。毎日やり始めたのは高2の夏休みから。一冊の漢字テキストを何度もまわしているうちに解く時間が短縮される分、同じ30分間で解ける問題の量はどんどん増えました。そうすると時間がない時で15分、10分ほどしか演習できなくとも問題量には差が出ないのです。見覚えのある漢字はもちろん増え、高3の12月頃からは漢字はテキストをめくって確認+印をつける程度に。この頃にはもう自身がついていたのでセンターの問題でも漢字分の10点は確実に取れるようにしていました。
このように一回の演習が短時間演習でも塵も積もれば山となる、長期間取り組むことで負担をかけず着実に得点できるようになります。たった10点とはいえ、得点できるに越したことはありません。
だったら1点でも多く得点を!特に獲得点数の割合が低いものは解けて当たり前だけれど解けなければただマイナスになってしまいます。しかし漢字は勉強しておけば確実解けるようになる分野。そして漢字は無限にあるように漢字ますが、実は組み合わせが豊富なだけ。皆さんが今までに解いてきたもしや試験で読めなかった字、書けなかった字を見直してみてください。特別難しい字ってないはず。熟語だと読めないけど、一字一字分解すると中学生までで習った漢字だなって思うはずです。それならば復習をするだけで、あたらしい字を書く必要はないんですよね。難しくなるのは読み方と組み合わせだけ。だからこそ短時間長期間作戦が通用するのです!これを頭に入れておいてください。
なんだかんだ漢字、絶対に落とさず確実に取りにいきましょう!
『 どうして漢字必死にやってたんだっけ……? 』
始めに自分自身に問うた質問ですがその答えは
漢字が「 自分の努力が直接武器になる分野だから 」でした。
・出題数は少ないけれど確実に得点できる分野
・一回にかける勉強時間が少なくてすむ
・その分絶対に落とせない分野
漢字ってこのように、甘さと厳しさがどちらも合わさったようなものなのです。だからこそやればやるほどはまるし得点できるし、必死になります。
なんだかんだ漢字です。
最後まで裏切らないでくれるのは漢字です。
漢字はもう大丈夫と自信をもって臨んだ高3の夏の模試。
そしてセンター、第一志望校……。
確実に取りたい部分に自信が持てるだけでモチベーションだグッと上がります!
皆さんも漢字を武器に、頑張ってくださいね!
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