高3の春休みにやっておきたい大学受験の対策
春休み、学校によっては一ヶ月近くあるところもありますが、多くは二週間程度だと思います。遊んでいたらあっという間に終わってしまう春休み。思いきり遊ぶも、塾の講習漬けにするも、色々な過ごし方があると思います。しかも、春休みは多くの場合宿題が出ません!あの、面倒くさい学校の課題に悩まされることがない!!
まとまった時間で苦手を克服しよう
今回は、実体験をもとにして、春休みの効果的な過ごし方を伝授したいと思います。まず、個人的に一番おススメの春休みの過ごし方は「苦手科目の克服」です。二週間でそんなことできるの?と思う方もいらっしゃると思いますが、できます。苦手を標準に持っていく、それだけでもその後の進行に大きく差が出てきます。
私が高校一年生の春休み(高校二年になる前)、古文の偏差値は45くらいでした。学校での教師が苦手だったのに加え、何を言っているのか全く分からなかったのです。そのまま、一年以上を過ごしていたので、基礎の「き」まで分かっていませんでした。そんな時、一週間だけ古文の専門塾にいくことにしました。そこでは、「助動詞」「助詞」の違いから初回の授業でやらされました。
正直、バカにしているのか?とも思いましたが、自腹をきって参加した講習です。参加し続けました。ただ、途中で気づいたのです。そうした基礎を一からやっていくうちに、徐々に古文が理解できるようになってきました。
最終日に獲得したのは、基礎と勉強の方法でした。簡単に言えば、古文は「助詞」「助動詞」「敬語」が要なので、そのうちの二つの基礎をマスターできました。勉強法も、いたってシンプルでしたが、助詞と助動詞をマーキングし、ひたすら意味を書いていく。そんな方法で残りの一週間は過ごしました。そうした基礎を二週間で再確認したのです。英語で言ったら「ネクステージ」をやり終える感じでしょうか。
ちなみに驚いたことに、春休み後の模試では、春休み前に比べて偏差値は10あがっていました。そのまま、苦手だった古文は好きになり(分かるようになったから)高校二年生の終わりには偏差値は70以上まで上がっていました。きかっけは大嫌いだった古文でした。しかし、その経験で基礎を大切にすることを学んだので、その後は機会を見つけては自分でテーマを決め、二週間で苦手をなくす機会を作ったりもしてきました。
その最終ゴールが志望校の合格だったわけですが、たった短い二週間と侮らず、みなさんも二週間を有意義に過ごしてください。
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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