現代文を攻略したいあなたへ!ヒントを導く問題文の作り方
受験生のみなさんこんにちは、都内の女子大に通うMizukiです。
現代文を着実に得点するためには、文章を整理していく必要があります。前回の記事を読んでくださった皆さん、頭に入っていますか?今回はちょっとコーヒーブレイク。読みやすい問題文作りと称して、その文章整理を実際に問題文に書き込む方法をリスト形式でお教えします。これはもしかしたらもう、中学生のうちからできている方もいるでしょう。「え?!何の話?!」そんな風に思ったあなた、ぜひ試してみてくださいね。
あ、そうそう!
現代文、特に論説文を得点するには、考え方や読み方に加えてアフターケアもたいせつになります。今回お教えする方法はそのアフターケアにも活用できるのです。もう自分の読み方や書き込み方があるよーというあなたは、スクロールをしていただいて、最後だけ読んでみてくださいね。
★ 現代文を読む際に整理すべき項目を記号化しよう!
*まずは前回お話した3つから……
――長方形で囲む→主語もこれでOK
・逆接(けれども/しかしetc.)
――左やじるし
・順接(だから/よってetc.)
――右やじるし
・代名詞
――丸で囲む
*書いておくとヒントになるポイント
――無限印(∞)
・筆者の結論(言いたいこと)
――波線
*やっておくと力がつくポイント
┗解き終わった後に辞書を引けば新しい知識を増やせます!
・要約文
――空白に簡単にメモ
┗書かれていることを自分の言葉で置き換えておくと理解が早まります。
*設問も読みやすくしよう!
・どの選択肢にも共通する部分は消す
┗センターなどは設問文や選択肢の文章も長いので、必要な部分と要らない部分を分けちゃいましょう。
★現代文を解いたあとはちゃんとアフターケアをしましょう
人によってはもっと分けているかもしれませんが、このくらいできていればばっちりです。初めのうちは短い文章を解いていくと良いと思いますが、短いからと言って手を抜かないで。丁寧に、記号わけや要約メモを作ってみてください。時間がかかっても、丁寧にやりましょう。
そしてその上で何より大切なのがアフターケア。
運動した後の筋肉にも、お化粧した後のお肌にも、演奏した後の楽器にも何でも、アフターケアって大事ですよね?そしてそのケアによって、次もよいコンディションを保てるようになるはずです。それが現代文の演習にもあるんです、驚きですね。
では早速アフターケアを。
問題を解き終え、丸付けをしたら自分が書き込んだ問題文を見直しましょう。そして解説と比べて、自分が書き込んだ要約や、自分の理解が正しかったかどうか確認をします。違っていても焦らず、吸収することを心掛けましょう。吸収するには、正しい考え方を確認した後に改めて要約文を書きなおすことが効果的です。この時要約文には時間をかけすぎないで!5~10分くらいでサッとかけるようになるのが理想。短時間で要約できるということは、もうあなたはすっかりその文章を理解できたということのなのです。そうしてアフターケアまで完成です!
この要約文を書いていくアフターケア方法に関しては、私も恩師に教わりそれ以来論説を解くのが大好きになった思い出があります。だからちょっと本当は、教えたくないくらいなんです……(笑)でもそんなとっておきの方法だからこそ、いつも私の記事を読んでくれているアナタや、縁があってこの記事を覗いてくれたアナタだけにこっそりお教えしちゃいました!!ぜひ活用してくださいね!
現代文は、運や才能が左右するものではありませんよ。
まだ間に合います!分かりやすい問題文を作る練習をさっそくはじめてくださいね。
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