大学を卒業してからが人生の本番。社会に出てから苦しまないために、いま夢を持て
受験生のみなさん、こんにちは。たーゆです。私は中堅県立高校から中央大学に進学したあと、最難関と言われるあるシンクタンクに就職することが決まりました。少しでも参考にしてもらえることがあれば嬉しいです。
ご両親や学校の先生などに、「夢を持て!」と言われたことはありませんか?僕も高校生の時、何度も先生に聞かれ続けてきたことですが、当時の僕にとって「夢なんて勉強に別に関係ない」とか「大学に行ってから探せばいいんじゃないの?」とか、よく考えていました。
しかし、いざ大学受験に挑んでみると、当時バカにしてきた「夢を持つ」ということが本当に大切なんだな、ということに初めて気づきました。それと同時にもっと真剣に夢について考えればよかったと、少し後悔もしました。そこで、今まさに受験勉強をしている、もしくはしようと考えている皆さんに、なぜ夢を持つことがそれほどまでに重要なのかをお伝えしようと思います。
①大学受験後に努力する習慣を失わないようにするため
②大学を卒業してからが人生の本番だから
今回は前回に引き続き、②について解説していきます。
大学を卒業してからが人生の本番だから
前回の最後に述べたとおり、大学は社会に出る前の最終ステージです。卒業してから約40年間は社会人として働いていく人生になります。つまり、これまでの人生約20年よりさらに20年長い期間、働き続けなければいけないのです。そうなったときに、もし明確な将来のビジョンがないまま社会に飛び出してしまったらどうなるでしょうか。もう一生夏休みのような長期休みはないし、一度解雇されたら簡単に再就職はできません。そういった点で非常にこれからの人生は長く、厳しいです。
だからこそ、夢を持つことは重要なのです。部活をしていたことのある人はよくわかると思いますが、どれだけ苦しい練習でも大きな目標があれば乗り越えられたはずです。「甲子園出場」や「インターハイで優勝」など、辛くなった時の支えはそういったことであったはずです。それは勉強においても、仕事においても同じです。
大きな夢や目標があればどんな時でも、頑張るエンジンになります。「でも、そんなこと大学に入ってから考えればよいのではないか」、と思う方もいるかもしれませんね。しかし、一度失った目標をもう一度取り戻すのは案外大変なことです。そのため、大学受験の段階で「将来なにがしたいのか」「そのために大学で何を学びたいのか」「それを学ぶためにどこの大学の何学部に行きたいのか」ということをしっかり明確にしましょう。そういう将来の夢が、皆さんの中に努力し続けるためのエンジンを確実に作り上げるはずです。
かくいう私にも、夢があります。私は
「日本の労働者みんなが働きがいを感じられる社会を作る」
ことが夢です。ここで話すと長くなるので理由は省略しますが、そのために専門の勉強だけでなく、読書を通して様々なことを勉強しています。こういう夢があったから私は受験が終わった後も努力を続けられているのだと思います。皆さんも、受験勉強を始める前にぜひ、将来の夢について一度考えてみてください。
ちなみに、どうやって夢を探したらわからない、という方のために探すきっかけになりうる本をいくつか紹介しますので、参考にしてみると良いと思います!