大学受験の苦手科目は早めに対策するべき。その理由は?
苦手科目の対策は早めにしてほしい。これは私の経験から得た教訓です。私は最後まで英語を克服することが出来ませんでした。受験で合格を得たのも英語を使わない後期の横浜国立大学のみでした。
また私の第一志望校だった東京工業大学の2次試験の化学、私が受験した前年の2013年度はそれほど難しくなかったようですが、私が受けた年の問題は東大を抑えてナンバーワンの難易度を誇るともいわれるような難しさでした。私はあまり化学が得意ではなかった事や志望校を決めたのが遅かった事から十分な対策をできずに本番で良い得点を取る事が出来ませんでした。
以上の私の経験から言って、やはり苦手科目の対策は早期にするべきです。
では具体的にどのようにしていけば良いかという話に移っていきます。
苦手科目の最終到達点を早く見極める
まず大事なことは個別試験で使うのかどうか、また使うのであればその難易度はどうなのかという事です。なぜこれが大事かというとこれによって科目の最終到達目標が変わってくるからです。
基礎、標準、応用、発展のどのレベルに到達すればいいのかという事がわかった上で考えてみると、得意科目だと思っていた科目の方が対策をする必要があったという事もありえますよね。なので、しっかりと到達すべき所を見極めて下さい。
そして実際に勉強する上で意識することは苦手科目に積極的に触れる事、計画的に対策を行う事です。これはどちらも意識的に勉強していく事を狙っています。
苦手な科目、嫌いな科目というのは普段の勉強していく中で無意識の内に避けてしまいがちです。だから意識的に勉強する必要があります。
苦手科目だからこそ、意識して日々の勉強時間に組み入れる
また、苦手な科目に積極的に触れるように意識してください。今の自分の実力で解けるような簡単なレベルからで良いので回数を重ねていって下さい。理解できるレベルで、回数を重ねていく事で自分の中の苦手意識というのを消していくのを狙っています。
脳の働きの中で苦手意識があるものは記憶しにくくなります。そうすると成績も伸びない~、という悪循環に陥ってしまいます。だからこそ苦手意識を消すことが重要になってくるのです。
苦手科目の克服、冒頭にも述べた通り私の経験からしても早期に行うべきです。
後半になると焦りなどで諦めてしまう事にもなりかねません。だからこそ皆さんには早期に苦手科目を克服して欲しいと思います。
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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