鍵はモノマネ芸人のマネ!?早稲田に合格するための英語の勉強法
こんにちは、メンターで早稲田大学社会科学部のたまです。今回は、英語のモノマネにあたって、必要な力、単語・文法を理解するための勉強法について書いていきます。早稲田を受けるにあたって、僕は徹底的に「気持ちよく、効率よく勉強する」というスローガンを掲げていましたので、今回の勉強法はとても効率がよく、また気持ちよく勉強できます。
覚えのヒントをたくさん持つ
僕たちも、単語だけでは会話できませんね?「ワレ、オマエ、ユルス、ナイ!」なんて風に言わないですよね(笑)「俺はお前を許さねぇ!」とかそういう風に文法のルール、日本語で言えば、助詞でつなげて話していきますよね。英語もそれと同じです。単語がわかって、一つ一つの意味がわかって、単語は文章の最小単位にしかすぎないので。文章を理解するために、文法を理解する必要があるのということです。後編で紹介する音読についても、この力があってこそ力が生まれてくるので!
単語の覚え方について、高校三年間で、僕は「コロケーションで覚える英単語」、「DUO3.0」、「英検準一級文で覚える英熟語」や「システム英単語」を使い切りました。これらの単語帳がよかったことは、実際に使われるフレーズ・例文 が収録されていたことでした。
単語を覚える時にやりがちなことは、「dim・・・ぼやけた、薄暗い」というぶつ切りで覚えてしまうということです。最初はこれでいいんだけれど、文法学習と並行して、最終的にはこういう風にやってみてください。
単語は例文の中で覚える
「This flashlight is getting dim ,so it needs new batteries.」という例文で覚えてみてください。 これによって、でぃーあいえむ という単語をより意味のある、中身のある単語として勉強できるのではないでしょうか。もちろんこの例文だと、現在進行形・等位接続詞・指示語などもいっきに勉強できます。
現在進行形に関しては、「その動作が2秒後に停止・再開ができるか」ということ、「等位接続詞は、後ろをみて、同じ種類のものをつなぐ」、「接続後などの文頭のitは前文の主語と一致」などどいったルールのことですね。
入試では、実際の英字新聞や、英文論文などの実際の生きた英文を読み解くことになります。日頃から、生きた文章で勉強することが大事だということです。
自分で自分の先生になろう!
文法についてですが、文法に関しては、学校の授業を大事にしてほしいというのがひとつなのですが、大事なのは復習方法です。これはどの教科でも使ってほしいことですが、「自分に授業する」という気持ちで復習することです。自分に教えられるということは、自分でも理解しているということですし、できない所があれば、そこをまた復習すればいいだけので、復習というインプットにみえる勉強も、アウトプット型の勉強にしていくことをおすすめします、これは本当に役に立つので。おすすめするとしたら、関正夫さんの 世界一わかりやすい英文法・語法 ですね。これは本当におすすめ!!!
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単語と文法は同時進行で進めるべきことですが、ばらばらではなく、相互に絡ませながら勉強していければ、効率がいいですし、単語を思い出すのに、文法がヒントになったり、文法が単語を思い出すヒントになったりするので。僕はこれ、すごく使えると思ってます!
「覚え方」として紹介しましたが、結局「英単語や文法が分っている状態」とは、つまり長文中の英文がしっかり訳せることで合ったり、英文法問題がしっかり解けるということなので、他の記事でも僕はかねてから、触れていますが、どんどん問題を解いて、その中で確認していきましょう。単語を覚える勉強だけしていても、不十分です。単語を「思い出す」勉強も必要です。この「思い出す」力こそが、訳す時に使われるわけなので。
というわけで、次は、その単語や文をより効率的に覚えるのにあたって、音読という方法を紹介していきます!
受験勉強って実際の英語コミュニケーションの役に立つの?
受験勉強は実際の英語コミュニケーションの役に立つのか。僕自身の答えとしては、イエスです。可能だと思います。もちろんこれはやり方・意識が大きく関係していますが、英会話学校などに行っていたわけでもなく、受験英語をしっかり勉強してきたと言える僕自身、フットサルサークルで留学生と英語で会話できていますし、受験期に習った表現とか使いまくってますし(笑)。
まず大事なのが、僕たち日本人が「どうやって日本語を話せるようになったか」ということから考えます。これは乳児には言語を選択できる能力があるという > 実験結果 がアメリカにあるのですが、僕はこれを、早稲田のオープンキャンパスの公開授業で聞いたことがあって、覚えていました。
赤ちゃんがマスターしたように英語を学ぶ
これと同じように、音を聞くことで、言語を認識する。両親から「ママ・パパ」という言葉をきき、口の動かし方を見て覚えていき、言葉が話せるようになった時には、それのモノマネをしているということですね。たとえば、僕、小学一年生のころ「イソギンチャクってちゃんと言えるようにおうちで練習してくるのよ!」という宿題をもらったことがあるので(笑)。そんな感じで、言語はマネしながら覚えていくというのが、僕自身思っていることです。
英語のモノマネ芸人になろう!
英語もそういうやり方をやればいいと思っています。だから「英語は音読!」と言われる所以でもあるし、実際に僕自身も音読を、教材についているCDを聞きながら、もはや吹込み者の声までマネしながらやっていました(笑)
リアルに、モノマネ芸人とか考えてみてもらえればわかると思うんですけど、彼らがあそこまで再現できるのって、すごく観察してることの以上に、マネしようとして声を出しているということが一つあるので、それと僕は似ているのかなと思っています。
もちろん、モノマネをするにあたって、英単語・英文法・英文解釈……などなど必要な力がありますし、音読のやり方もあります。そして何より、実際に「話す」ということ。あくまで。モノマネというのは一つの方法にすぎず、その方法を行う前に必要なものもあるということです。
早稲田大学では、「早稲田からWASEDAへ!」というスローガンがあります。より国際的な発展を目指しているということですし、2032年までには全生徒が留学するという目標があるそうです。大学に入ってから、伸ばせる英語力もありますが、その礎となる力は受験勉強で補えると思います。
他の難関大学生が紹介する英語の勉強法
ここまでMarchレベルの英語勉強法を紹介してきましたが、受験生のみなさんに様々なアプローチから英語力アップを応援したいので、他のイクスタスタッフが書いた英語勉強法の記事もご紹介します。
> 東京外大生が伝授する「受験で武器になる英語力」をつけるための王道勉強法
東京外国語大学・ななつん
早稲田大学文化構想学部・みさ
> 空読みは無駄!英語の偏差値を65から78に上げた音読の勉強法を紹介するよ
東京大学大学院・たまさん
> 英語の基礎ってどこまで?共通テストレベルで測定する今の実力と成績別の勉強法
早稲田大学国際教養学部・しゅーへい
> 高校1,2年生向けおすすめ英語勉強法~多読で自然と偏差値アップ法~
横浜国立大学・まちるだ
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
> 論理的で抜け漏れのない受験計画の立て方が分かる イクスタコーチ