直前期から共通テスト英語のリスニングで高得点を取るためのコツと勉強法
こんにちは!イクスタ編集部です!
皆さん共通テスト英語のリスニング問題の対策はしていますか?
筆記の対策に時間を取られてしまい、リスニングの対策がおろそかになっている受験生は多いと思います。共通テストリスニングは配点が100点に上がりました。対策をおろそかにしていると、痛い目を見るかもしれませんよ!
今回は共通テストのリスニングで1点でも多く得点するための勉強法やおすすめ参考書、過去問の使い方を紹介していきます!
筆記だけでなく、リスニングをしっかりと対策をして、高得点を狙っていきましょう。
共通テスト英語の勉強法や参考書についてさらに詳しく知りたい受験生はこちらもおすすめです!
> 【共通テスト英語】7割8割9割ごとの対策法と各大問の勉強法など完全まとめ
◇この記事の目次◇
- 共通テスト英語のリスニングの試験情報
1.1 共通テスト英語リスニング配点は?
1.2 リスニングの試験時間
4.1 速読英単語(1)必修編CD
4.2 安河内哲也の英語の耳づくりドリル
4.3 解決!センター 英語 リスニング
共通テスト英語のリスニングの試験情報
まずは共通テストリスニングの配点や試験時間、難易度などを説明していきます。
共通テスト英語リスニング配点は?
配点は全部で100点となっています。
共通テストの英語全体の200点のうちリスニングは100点ですね。ただ、リーディングとリスニングの圧縮比率は大学・学部によって異なるので重要度は志望校によって異なりますので、リスニングにどれほど時間をかけるべきかは志望校の圧縮比率を調べてください!
また、大学によっては英語はリスニングを含まず、リーディングのみで200点とするところもあるので注意が必要です!自分の志望校はどうなっているか調べてみてくださいね。
また私大の共通テスト利用でもリスニングを含む場合とそうでない場合があります。自分の志望校はリスニングが換算されるかどうかを確認しましょう。
リスニングの試験時間
試験時間は全部で30分となっています。
試験中はほとんどの時間、音声が流れているので余裕な時間はないです。メモしておいて最後にまとめて書くようなことは出来ないので、集中力を維持しながら問題を聞き続ける必要があります。
問題と問題の間の時間もフルで使って、少しでも時間に余裕ができたら次の問題の本文を読んでおくことで、次の問題に入ったときに少し余裕ができます。
共通テスト英語のリスニングの難易度
難易度:やや易しい
国公立の二次試験や私大の英語科などで出題されるリスニングの問題と比べるとやさしいレベルです。
問題文のレベルは共通テストの筆記よりやや簡単な文章の問題が多いです。音声のスピードも普通で大問によっては2回読み上げてくれるので、しっかりと対策すれば聞き逃すことも少ないでしょう。1回しか読み上げがない大問もあるので注意です。
共通テスト英語リスニングの傾向
大学入試センターの発表では、共通テストはセンター試験と比べて問題数は増えるとされています。
例えば、センター試験のリスニングの出題内容としては以下のような問題になります。
ある年の出題された問題の設問数と配点は以下の通りでした。
毎年ほとんど変わらない形式で出題されています。
私大や国公立のリスニング問題に比べたら問題数は多いですが、一問一問読み上げられる英文は短いので試験時間もそれほど長くはありません。
いろいろな形式の問題が出題されるのがポイントで、共通テスト英語の過去問でしか出ないような問題もあるので、過去問演習が大切になってきます。
共通テスト リスニングの勉強法
文章としては難しいレベルのものはまず出題されないので、聞き取りスキルを伸ばす、すなわち耳を慣れさせることを念頭に置いて勉強をしましょう。文字に起こして読んでみると、文章の内容はセンター試験・共通テスト英語筆記よりやさしい場合が多いです。
リスニング問題のある国立大学などを受験する場合は基本的にはその大学へ向けてリスニングは勉強しておけば大丈夫です。
過去問を解いて出題傾向を掴んでおこう!
また、当日焦らないために出題傾向をしっかりと把握することが必要なので、センター試験の過去問か共通テスト模擬試験系の問題集で十分演習しましょう。先ほども言いましたが、センター英語のリスニングは出題傾向が毎年ほぼ変わらなかったので、傾向を掴むことができればとても役に立ちます!共通テストがどうなるのか、予想問題はあるものの本番のサンプル数が少ないため、あまり市販のものを頼りすぎないほうがいいでしょう。
聞き取りが苦手な人は単語帳のCDでカバーしましょう
聞き取りが苦手な場合は単語面と文章面の両面からリスニング力を高めます。単語帳に付属のCDや長文の参考書に付属の音声を利用してください。
リスニングの過去問演習では本文の音声は2回流されるのですが、1回目で聞き取る意識で解くと2回目でよくわからなかった箇所だけ重点的に考える時間を残すことができるので、安定した点数につながります。
共通テストのリスニング対策は11月ごろから始めましょう
リスニングそのものの対策を始める時期は受験期全般ですが、共通テストのリスニングの対策は遅くとも11月か12月には始めましょう!
共通テスト対策に本腰を入れるのと同じタイミングでリスニングを対策し始めるのが頃合いです。
普段から音読でリスニング力をつけよう!
またリスニング対策としておすすめの勉強法は普段から英文を音読することです。英単語を覚える際や速読の練習で英語を音読することがあります。音読を続けると、本来の目的に加えてリスニングの対策にもなります!
英語を音読する際には正確な発音やアクセントを意識することになりますが、これが同時にリスニングの勉強にもなっています。普段から英語の勉強でリスニングを取り入れていれば、センターリスニングで最低40点は取れることができました。共通テストでも、求められるリスニング力に本質的な差はないため同じくらい得点できると予想しています。
センター試験は使わない私大志望の受験生で、リスニング対策は特になにもしていないにもかかわらず私大の英語対策として普段から英語を音読していただけでセンター本番のリスニングで88%とった受験生もいます。
それほど普段の音読はリスニング対策になるのです!
共通テスト英語のリスニング対策におすすめの参考書
速読英単語(1)必修編CD
日常学習用です。既に速読英単語を使っている人にはおすすめ。音読と合わせて英語の感覚をつかみましょう!
この参考書は音読がしやすい参考書で、一つの英文もそこまで分量が多くないのが特徴です。共通テストけでなく、二次試験の英語を解くために必要な「速読」もこの参考書で身に着けることが出来ます!
使い方や内容など、速読英単語についてもっと詳しく知りたい受験生は以下の記事を参考にしましょう!
安河内哲也の英語の耳づくりドリル
聞き取りがおぼつかないひと向け、徐々にステップアップしながら進めることができる参考書です。最初のスピードはかなり遅いスピードで始まるので、リスニングが苦手な人でも取り組みやすいです。
逆にある程度聞き取りが出来る人には回り道かもしれません。
リスニングに苦手意識を持っている場合にはこの参考書から始めれば着実にステップアップできます。
ハイスコア! 共通テスト攻略 英語リスニング
最後の仕上げまでこの一冊で対策できます。準備編、攻略戦、実践編に分かれており、オールマイティーに共通テスト英語リスニング全体を対策することが出来ます。
一通りリスニングの対策が終わってから前半は復習を兼ねて取り組むか、ある程度自信がある人はいきなりこれから始めてもいいでしょう。
実践編にはセンターの傾向分析に基づく模擬試験も付属しています。
また、巻末のリスニングで注意すべき口語表現と熟語一覧は目を通しておきましょう。
センター試験リスニングの過去問の使い方
過去問を使うタイミングとしては、まず共通テスト対策に入りだすタイミングで一年分解いてみましょう。それで現状の自分の力を把握します。
あまり点数が取れなかった場合はある程度の時間をリスニングの対策に回し、実力をつけたあとにもう一度過去問を解いて自分の力がどれくらいついているのか見極めましょう。
センター・共通テストリスニングは問題も単調な選択で一回やれば答えはほぼ暗記してしまいますので、複数回短期スパンで回してやり込む使い方はおすすめ出来ません。
耳を慣らすのならば、前で紹介したような速読英単語CDなどを利用してくださいね。
以上、共通テストリスニング対策の勉強法と参考書などをご紹介しました!
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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