勉強の休憩は何分とればいいの?効果的な休憩方法や休憩時間を教えます。
今回は、勉強時間の合間の休憩に注目してみました。みなさん勉強する中で必ずするものってなんですか?
それが「休憩」ですよね。でもこの「休憩」っていったいどうすれば一番効果的なんだろうと考えたことありませんか?ということで今回はこの「休憩」に注目してみていきます。
◇目次◇
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1.1 おすすめの休憩時間は何分?
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2. おすすめの休憩の取り方
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2.1 その1 軽い運動をする
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2.2 その2 仮眠する
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2.4 その4 音楽を聴く
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2.5 その5 友達と談笑
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3. まとめ
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3.1 おすすめの記事
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人間の集中力の限界は90分
さて、まずはこの「休憩」に目を向ける前にその前の過程である「勉強」に注目してみましょう。人間の脳のメカニズムは以前の記事(以下参照)にも書いた通りで15分周期といわれています。
では人間が最も集中できる時間はどのくらいでしょうか。これは様々な見解があるようですが、いろんな情報をすり合わせてみると約30~40分ということがわかりました。これが本当に正しいかはわかりませんが、人間が本当に集中していられる時間はそう長くないということがわかります。
これはスポーツなどをみているとよくわかります。サッカーは1試合90分ですが、前半と後半45分にわかれています。野球も守備と攻撃は大体15分くらいで交代していますし、バスケットも12分周期です。もちろんこれは体力面ということもありますが、集中力の面も大きく関係があるようです。
長い間集中していると段々注意が散漫になってきて、ミスをするというケースはよく見受けられますよね。試合の終盤に大きく試合が動くのもこれが関係しています。
そんな集中力ですが、果たしてどのくらいが限界なのでしょうか。
それは90分と言われています。これも諸説あるようですが、大学授業も90分、某予備校の授業も90分ということからも90分というのがどうやら集中力の限界とみなされているようです。
おすすめの休憩時間は何分?
さてここまでは集中力の限界についてみてきたのでここから本題に入っていきたいと思います。勉強の合間合間に取る休憩時間は一体何分が適切なのでしょうか?
ここには2つのパターンがあると言われています。それが「ロング休憩」と「ショート休憩」です。
脳がめちゃくちゃ疲れる時があります。例えば過去問を解いてめちゃくちゃ集中し終わったあとや数学の難問を解き終わったとき、膨大な量の日本史用語を暗記した時など頭をフル回転で使ったあとは、脳が異常に疲れています。こういうときは無理をせずに「ロング休憩」をとるといいと思います。
「ロング休憩」といっても1時間も2時間も取っている時間はないですし、休み過ぎるとそのあと全く集中できなくなるので、30分程度の休憩と捉えておくといいと思います。
もう1つが「ショート休憩」です。これは普段問題集解いたあとやや予備校の授業を受け終わったあとなどの日常の休憩です。ちょっと疲れたから休みたいというときや一区切りついたときに取る休憩です。
「ショート休憩」は5~15分取るのが適切です。学校の休み時間などは10分くらいに設定されていますが、このくらいの軽い休憩が一番いいと思います。ちょっと休憩中に寝たい人も最大15分であれば、脳が完全にスリープモードにならずに済むので「ショート休憩」でしたほうがそのあとの勉強が捗ると思います。
おすすめの休憩の取り方
さてここからは「休憩の取り方」についていくつかおすすめの方法を紹介していきます。人によっていい休憩の取り方はあるのであくまでも一般的に良いと言われている、もしくはイクスタ内でも好評だった方法を紹介していきます。
その1 軽い運動をする
以下の記事は東洋経済オンラインというビジネスマン向けのメディアで紹介されたものです。勉強しているとついつい運動することを忘れがちになりますが、実は運動は脳を刺激しいい影響を与えてくれるのです。
ただし部活などのハードな運動は、脳は活性化しますが体力がかなり消耗するので普段は軽いランニングや筋トレなどがおすすめです。先ほど紹介した「ロング休憩」の最中に走りに行ったり、勉強場所周辺を軽く散歩するだけでも脳が刺激されリフレッシュできます。
走ることの効用は先ほどの東洋経済の記事で紹介しているのでぜひ見てみてください。
その2 仮眠する
これは以前の記事でも紹介しましたが、仮眠は実は脳にもめちゃくちゃ効果があります。世界を見ても仕事の合間にも仕事をしているのは日本くらいで多くの国で昼寝が取り入れられているくらい効果があるものです。
ただ仮眠はしすぎるとただの睡眠になり、夜寝れなくなったり、寝た後全く脳が働かないなど弊害があるので、15分までにしておきましょう。睡眠は15分であればノンレム睡眠状態にあたり、脳を休ませることができます。15分以上寝ると脳が完全にスリープしてしますので寝すぎには注意しましょう。
その3 好きなことをイメージしながら
これは僕が受験時代にやっていたことですが、自分の趣味など好きなことを考えながらひたすらぼーとする作戦です。一つのことに集中していると脳がどうしても凝り固まってしまいがちなので、好きなことを考えながらリフレッシュする時間も大切です。
その4 音楽を聴く
普段自習室や塾などの静かな場所もしくは音楽を聴きながら勉強しない人にはおすすめです。休憩時間にクラシック音楽などを聞くと脳がリラックスできてその後の勉強に集中できるとも言われており効果的な方法だと思います。
その5 友達と談笑
もう1つ休憩時間の使い方で効果があるというのが笑うことです。たださすがに1人でにやにやしていたら周りから白い目で見られかねないので、友達などと何気ない会話をしつつ笑うとストレスが軽減されます。気分転換にもなりますし、友達と話すとなんか落ち着くことは経験があると思います。くれぐれも周りの人には迷惑をかけることがないように。
まとめ
勉強の合間の休憩時間について、さまざまなことをみてきました。スポーツ選手などでも一番大事なのはいかに休憩時間でリラックスできるかという人も多いです。それだけ勉強でも休憩時間の過ごし方は重要です。ぜひこの記事を参考に休憩時間を有意義に過ごしてほしいです。
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