化学の暗記ならこれ!化学一問一答について特徴や使い方を教えます
こんにちは。イクスタコーチの土井です。
今回は東進から出版されている化学一問一答完全版について特徴から難易度、使い方まで詳細に説明していきます。
※実際に化学の一問一答を使った人にインタービューをして、情報をまとめました。
◇目次◇
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6. まとめ
1.化学一問一答の基本情報と特徴 | 東進が出版する基礎演習用の参考書で、33の分野に分かれている | 国公立志望からMARCH志望の受験生におすすめ | 共通テスト対策にも有用 | 問題と解答解説が一目で確認できる |
2.効果的な使い方と勉強法 | 一問一答に補足情報を書き込み、自分だけの参考書を作る | 最低2周は繰り返す | 高2になったらすぐに始める | |
3.セットでやるべき参考書 | 「化学基礎一問一答」と「化学重要問題集」を併用 | 化学基礎も漏れなく覚える | 問題演習を通して物理を勉強 |
化学 一問一答 完全版の基本情報
出版社 ナガセ
値段 ¥1,188
難易度 ★★☆☆☆
化学 一問一答 完全版とは?
化学一問一答は東進が出版する化学全般の基礎演習ができる参考書です。33の分野に分かれており、自分が苦手だと思う分野だけを重点的に演習することも可能です
一つ一つの分野は要点がまとめられており、短くも達成感を感じられる一冊です。化学が苦手な受験生には特に重宝されています。
分量が多くはないので、電車の中や少しの空き時間などに進められるのも魅力の1つです。ただ、1つ注意してもらいたいのが、化学基礎の分野は含まれていない、ということです。同出版社が「化学基礎 一問一答」を出版しているので、化学基礎の演習をしたい受験生はこちらの一問一答も合わせて進めましょう。
化学 一問一答 完全版のレベル
国公立志望からMarch志望におすすめ!
国公立志望~March志望の受験生に向いていると言えます。
難易度そのものは高くはないものの、しっかりと得点しないといけない大学を目指す場合は化学一問一答で問題数をこなしてもらいたいです。難関大学にはいわゆる捨て問のような超難題が出題されることがありますが、国公立~Marchでは基本的な問題である一方で、失点が許されません。
化学が苦手な受験生は持っておこう!
前述した通り、化学に苦手意識を持っている受験生におすすめです。具体的には、何から手を付けていいかわからない受験生、覚えるべき最低限の知識を覚えていない受験生です。化学は計算力も暗記力も同等に問われます。しかし、基礎的な段階では圧倒的に暗記のウェートが大きいと言えます。計算方法などもつきつめれば暗記することなので。
化学の一問一答完全版では重要語句を赤字で記すなど暗記しやすいように工夫されているので、暗記しきれていない受験生におすすめです。
共通テスト対策にもおすすめ!
共通テスト化学を対策する上でも一問一答はとても便利です。共通テストは選択問題なので、二次試験よりも暗記で解ける問題が多いです。一問一答を使って化学の知識を暗記すれば、共通テストでも高得点を狙うことが出来ますよ!
化学 一問一答 完全版の特徴
続いて、化学一問一答の詳しい特徴についてご紹介します。
解説がすぐに確認できる
化学一問一答の最大の特徴は問題と解答解説が一目で確認できるところです。問題のすぐ横に解答解説が載っているため、問題を解いたらすぐに答え合わせできます。
一般的な参考書だと解答解説が参考書の一番後ろに載っているのでいちいち参照するのがわずらわしい、という経験は皆さんもお持ちだと思います。一問一答ではもちろん解答は赤字で記されているので赤シートで隠せば答えが見えてしまうという心配はありません。
単語帳のような感覚で暗記ができる
語句の問題や化学反応式は穴埋めになっているものが多く、単語帳のような感覚で学習できます。
また、穴埋めには星マークでレベルが記されており、自分のレベルに合わせて「最低限星2つまでは覚えきろう」などと工夫できるので学習意欲の維持にもつながります。
問題に出てきた実験などはイラスト付きで解説されているので視覚的にも覚えやすいです。
暗記に特化した参考書
もう一つ、他の参考書と違う点をあげるとすれば暗記に特化しているということです。計算問題がないわけではないですが、計算問題もなぜその式になるのか、その覚え方を書いてくれているものが多いので計算問題まで含めて暗記しやすいようになっています。
化学で手短に点数を伸ばすためには一つでも多くの知識を詰め込むことが効果的なので、本番まで時間がないという受験生にもぜひおすすめしたい一冊です。
化学 一問一答 完全版の使い方や勉強法
次に、一問一答の使い方や勉強法を述べていきたいと思います!
直接一問一答に補足情報を書き込もう
前述のとおり、参考書そのものが暗記本のようになっているので新たにノートを作る必要はないでしょう。ただし、化学一問一答に書いてある内容では100%とは言えませんから、自分で新たに知ったことや関連事項はどんどん直接書き込んで自分だけの一問一答に仕上げてほしいです。
そうすることで愛着も湧いてきて、暗記の効率もグンとあがります。
最低でも2周は繰り返そう
化学一問一答に関しては時間がある限り何周でもしましょう、と言いたいです。
どんな参考書でも最低2周はこなすべきですが、化学一問一答は単純暗記がメインなので、2周3周したからといってしばらく放置してしまうとどんどん忘れてしまいます。
ですから、一気にこなすというよりは自分自身のメンテナンスを行うつもりで定期的に目を通すようにしましょう。
高2になったら始めよう!
この化学一問一答は高校2年生になったらすぐ始めてよいでしょう。学校によってどの分野から学習するかは異なると思いますが、33の分野に分かれているため学んだところから進めることができます。また、暗記分野は早く覚えるに越したことはないので早めにこなしましょう。
一方で、高3になって化学にそこまで時間を割けない、という受験生でも1点でも多く取るにはもってこいの参考書ですので手遅れだなんて思わずに取り掛かりましょう。
化学 一問一答 完全版とセットでやるべき参考書
化学基礎一問一答
化学一問一答の内容が化学基礎になったものです。化学基礎が受験科目にある人は必ずセットでやりましょう。
暗記分野は特定分野に特化しても無意味で、全範囲を漏れなく覚える必要があります。化学基礎は化学基礎なので、漏れがないようにこちらも取り組んでもらいたいです。
化学重要問題集
化学の問題がたくさん載っている参考書。化学を勉強する受験生には定番の参考書で、問題は難易度別でAとBに分かれてています。一問一答は暗記重視ですが、化学重要問題集は問題演習を通して物理を勉強することができます。
化学重要問題集についてもっと詳しく特徴や使い方などを知りたい受験生は以下の記事を読みましょう!
参考:> 化学の大定番!「化学重要問題集」の効果的な使い方や解き始めるタイミング - イクスタ
まとめ
化学一問一答 完全版について詳しく述べていきましたが、どうだったでしょうか?
化学や物理などは参考書で成績の上がり方が変わってしまいます。しっかり情報を集めて、自分に合った参考書を見つけましょう。
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現在は横浜の事務所でWebサイトやYoutubeなどのメディア運営と、オンラインの面談で受験生の独学を支援。東京都や神奈川県、埼玉県、千葉県など首都圏を中心に、愛知県や兵庫県など、北海道から沖縄まで全国の受験生がイクスタコーチで志望校に合格。MARCH受験者の90%以上がMARCHを確保。
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