俺の合格体験記③:早稲田の過去問をいつどれくらい解いたか
こんばんは、早稲田大学社会科学部のたまさんです。
今回の合格体験記では、早稲田の過去問の使い方と、復習法について書いておこうと思います。
過去問をいつからやればいいですか?
率直に言えば、“見る”のは早めで、“解く”のは3年の夏前がいいと思います。僕が早稲田の過去問を実際に初めて解いたのは2年の夏で、そのときに初めて早稲田までの距離感を感じその差をつめる勉強の大事さに気付きましたが、実際に本格的にやりだしたのは3年の7月ぐらいですかね。運動会の応援団が終わったあとでした。
夏休み前に第一志望の過去問を見て解いておくと夏の勉強のスケジュールも立てられますし、夏の終わりにもう一題ぐらいやっておけば夏のゴールにもなるのでいいかなと思います。
秋からは早稲田の学部を問わずに解いていきました。特に教育学部と政治経済学部はめちゃくちゃやりましたね。良い問題なので復習の度に新しい発見があって、9年分を3周くらいやりました。
また、他大学の問題も非常に新しい発見ばかりなのでぜひできるだけ解けるようなスケジュールを組んでください。
各科目の過去問復習方法
英語
一冊ノートを用意します。傍線部と問題解答のための手がかりをふくむ文章をノートに写して、主語動詞を確認し、接続詞の前後の論旨のチェックをします。その手がかりから、問題解決のプロセスを自分がわかるように書きます。
こうすることで考え方の絶対数を増やすだけではなく、根拠の見つけやすさも約束できます。慶應SFCの問題は超長文として有名なだけでなく、単語・解答の根拠の発見の仕方も勉強できるのでおすすめです。
上智の英語は長文読解タイプと精読タイプの問題があり、精読タイプの試験も英語の読解力を鍛える練習に使えると思います。
世界史
過去問を解くと毎回知らない人物名・もの・年号・土地が出てくるので、その都度用語集・地図で確認します。
特に用語集は調べたいもの以外もついでに欲張って見ておくと知識の絶対数がまたもや増えるのでおすすめです!
上智の過去問は12月から解き、知識や(特に)地図の総整理になるのでやって良かったです。早稲田とは別のアングルで勉強できるのでかなり刺激になります。
国語
基本的にもう一度解き直しと、赤字などで繰り返しで使われている言葉を繋いでみたり、空欄・傍線部を一文全体で延長するといった基本的な解き方を出来ていたかいたかをチェックします。
間違えている時はだいたいそこが出来ていなかったので、問題文をしっかり読んで要求に答えるための読み方をするための復習といったところです。
古文はだいたい訳せていましたが、事実関係の整理の甘さという適当さがあるぞ!というのを自分に言い聞かせて、終わり。結局国語はあんまりだった。。。役に立てなくて申し訳ないです。。。
過去問は正解と間違いの分析を必ず行う
過去問は早めに見て、自分の勉強を組み立てるために使うのがいいと思いますので、赤本であれ、青本であれ、中身は同じですし、必要なものは早めに揃えましょう。
何割できたか?に注目するのもいいですが、どこを正解して、間違えたのかこの分析を必ずしましょう。
ただ解いて答え合わせだけの勉強は本当にもったいないので、間違えたところをどんどん正解できるものにしていけば点数も上がっていきます。逆算をとにかく意識して欲しいと思います。
赤本VS青本
僕は青本も赤本も使いましたが、赤本のほうが見やすく掲載過去問数が多いのがポイントです。ただ解説はシンプル…
駿台出版の青本は重い癖に、5年分しかないのがマイナス。解説ももちろん詳しいですが、問題にケチをつけるような箇所がある割に誤植の箇所が数点見られたので、そんなこと言う前にやることやれや、っていう印象があります。
特に国語の解説のために青本は使っていました。
次は実際の試験日のイメージを膨らんでもらうような記事になってますので、お願いします^^
早稲田にこようぜ!
みなさんが早稲田に合格してもらうための記事を書いています。こちらも身につけて力にしてください。
> 【英語文法】この参考書一冊~ヴィンデージ Vintage~で文法を仕上げよう! - イクスタ
> 【世界史】一点でも多く!共通テストで9割を取るための解答法のコツ! - イクスタ