上智大学世界史対策と本番騒音男と当日のムーブ
こんにちは、早稲田大学社会科学部でメンターのたまさんと言います。よろしくお願いします。
今回は上智大学の合格体験記と上智における世界史の重要性をご紹介します。
受かった学部は、どちらも外国語学部のポルトガル語学科とイスパニア語学科の2つでした。
上智の対策は選択科目が肝!
上智大学を受けた理由は、早稲田が仮にだめだった場合どうしてもMARCHには行きたくなかったので、その予防線という意味が一番でした。単純に語学系に強い大学というイメージもあって、外国語が話せるようになったらいいなぁ~と漠然に考えていました。
対策をし始めたのは12月になってからで、特に世界史に手こずりました。
上智世界史は難しいが良問。早稲田対策にもなるよ
上智大学の世界史(日本史もそうらしい)は、特に世界史の4要素【名前・国・時代・出来事】全て問われる問題が多いので、ある一時代の始まりから終わりまでトータルに出題されるのが特徴です。
2020年 上智大学で出題された世界史の問題
年号やその土地が地図の中で具体的にどこか、といったかなり突っ込んだ問題がたくさん出題されます。しかし言い方を変えれば、上智の問題ができれば基本的どこの大学の問題も解けると思って大丈夫です。
2020年 上智大学で出題された世界史の問題
一つの話、例えば100年戦争の始まり、終結まで、登場人物、地名、年号を出題されるわけですから、もし他の大学の問題で100年戦争に関わる問題が出題されてもほとんど対応できるはずです。
上智の世界史は特に早稲田の世界史とはまた別のアングルで問題が作成されているので非常にやるべき価値のある問題です。上智の問題が出来れば早稲田の正誤問題は怖くありません。正誤問題で絡む4要素が何か分かっていれば、どこが怪しいかをすぐ見分けることができます。
自分が受ける日程以外の世界史の問題も是非やるべきですし、中には使いまわす問題もあるのでさかのぼってやるべきだと思います。僕は上智志望の友達の赤本を借り、印刷をして対策をしていました。
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上智の英語
英語は大問が多い試験日・少ない試験日で分かれており、多い日は訳すのがメインですが・少ない日は、ちょっと丁寧に読むように心がけていました、受ける予定の学部の日の試験問題しかやりませんでした。ちょっとこれは失敗でしたね(笑)
国語について。現代文は早稲田より比較的解きやすいように思えました。傍線部の意味はだいたいそれまでの文章を集約してまとめた箇所のことが多く、その集約をもう一度拡大しなおすというか具体性を復元していくつもりで読んでいました
漢文は出ない学部のほうが多いですが、僕が受けたポルトガル語の日程では漢文が出題され、対策をしてなかった人からため息がもれるということが実際にありました。勉強をしていないということがないように。
試験当日…難関大一発目!
ポルトガル語学科の日が初めての一般試験でしたが、まず本命の試験日ではないということが非常によかったです。
しかし!隣の受験者が大きな音を立てて書きなぐったりページをめくる人だったので、最初の英語の試験でかなり集中力が削がれました。本番には魔物がいるということはこういうことか・・・。
試験監督に「うるさいんですよなぁ・・・」と文句をいいましたが、その後も試験もうるさいといううざさ!
こりゃもうダメ笑 ずっとこの騒音。。。汗
みんなも隣の人には無視できるほどのメンタルを用意してね!
ちなみに試験監督補助の学生さんがめちゃくちゃ可愛いんだよなぁ。あれは上智に行きたくなりましたし、隣のやつのことは忘れました(笑)
帰り道はちょうど雪が降っていましたが、僕は傘を持ち合わせていなく、代わりに座布団をもっていたのでそれを頭に当てがえって帰りました(笑)
中小予備校が答えを配っている!
帰り際には中小の予備校や塾の独自解答が配られていましたし、答えと配点も書かれていたので参考にはなりますが、ちょっと間違いがあることも・・・。
たしか数日後には読売新聞のサイトで答えが配信されていたので、僕はそっちを信用していました。
例の、すべての行動に迷惑な音が伴った男のせいで英語の自己採点があんまり良くなく、世界史・国語は予定得点を守れたので「これで落ちたら、あいつのせいやろなぁ・・・」なんて思っていました。
試験の自己採点と復習も!
上智の対策は世界史しかしていなかったので、英語と国語の試験の復習は試験後にやっていました。試験の自己採点は人によっては全くやらないという人もいますが、また同じ解き方で解ける問題も存在するので、僕はこれ以後受けた大学のすべての入試で自己採点をしていました。
2月9日のイスパニア語の試験日の昼休みに発表があるということでしたので、9日までは自分が受けなかった日程の世界史の問題はすべて解くようにしていました。似ている問題がでる可能性があると思って解いていましたが、実際は出ませんでした笑
来る2月9日!!上智大学の最終試験日
究極の選択をするならイスパニア語学科だったので、お昼に予定されているポルトガル学科の合格不合格はあんまり考えずに試験に臨みました。
この日はポルトガル試験日と同じ号館で試験を受けましたが、大きめの教室で、ちょっと暑かった・・・。 英語の試験も慣れている少ない大問が出題されたので、ゆっくり落ち着いて解くことができました。
お昼は上智大学の学食を利用しました。主に試験監督補助の方が使っているようでしたがそんなに混んでないですし、比較的安い!味は普通でしたが使う予定のひとはどうぞ。教室は暑いですからね。
さて、この日はポルトガル語に加えて中央大学のセンター利用の合格発表もありました。センターはうまくいったこともあり、非常にリラックスして合格を確認できました。
では、上智大学カレーを頼み、机にすわり、、、ポルトガル語はどうだったかというと・・・・・・
受験番号 7205の方は...
合格おめでとうございます。 合格通知と入学手続き書類は発表当日に発送いたします。
キターーーーーー!!!!!!!!
あの本番騒音男というハンディをものともせず()、、、合格!!
いやぁ、この時はニヤニヤがとまらなかったっすねぇ(笑)正直なところ、あれで受かるんかい・・・という感じでしたが、とりあえずすぐに母親と担任の先生と尊敬する人に連絡を済ませて、おいしくないカレー(当時評価)を食い、ニヤニヤして午後の試験に備えました!
いい意味で油断できたので、午後のテストもささっと解き終わって、帰りましたが、道がやたら混んでたなぁ。。。
イスパニア語の発表日は2月14日。早稲田大学スポーツ科学部の英語の試験終了後にすぐに確認しました。
来た!合格だ!! イスパニア語学科も受かりました!
同時に発表された青山のセンター利用も受かっていたので良い気分で午後の試験を終えて帰ったわけでしたが、この日も雪が降ってたんだよなぁ。。。ただし座布団は持ってきていなかったので、馬場走りで帰りました(笑)
まとめ
上智対策は選択科目に尽きると思うので、そこをやってほしいということと、早稲田志望者も上智の選択科目は触れておくべきだと思います!
あとは、上智大学に入ってこういうことをしたい!という強いイメージを持って戦うべきです!それが試験に臨むモチベーションになりますよ(^◇^)
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