大学受験をする理由とは?2,大学では人生が変わるような多くの出会いが待っている
すでに受験勉強を始めている人も、これから始めるという人も皆一度くらいは「なんで大学受験をするのか」と考えたことはありませんか?周りの人がみんな行くから、と答える人もいますが、正直大学には行かなくても、世の中で成功することは不可能ではありません。ではなぜ受験するのか、そのことを今回は考えてみたいと思います。
前回(1,現実社会の厳しさ)は大学に行かないことでどれだけ厳しい現実が待ち受けているか、という非常に暗い話をしましたが、今回は逆に「大学に行くことでこんなに良いことがある」ということについてお話をします。
大学には圧倒的に素晴らしい出会いが待っている!
皆さんは大学にどのようなイメージをお持ちですか?自由な環境、自分の勉強ができる場所、単位を取るための場所、など、様々なイメージをお持ちのことと思います。はっきり言えばどれも正解です。しかし、遊ぶためだけの場所でなければ、単位のための場所でも単に勉強をするためだけの場所ではありません。大学を卒業するともう二度と学生時代は訪れません、つまり前回もお話ししたように社会に出る前の最終段階なのです。
こういった環境だからこそ、大学には自分の人生を変えてくれるようなすばらしい出会いがたくさんあふれています。私はこの点をみなさんに強く強調しておきたいと思います。私は大学に入る前まで数学が本当に大嫌いで、「数字すら見たくない!」と思うほどでした。しかし、二年生の10月に加入するゼミを探している時に偶然「実証分析」をメインに取り組むゼミの説明を受けました。実証分析とは数字やデータを統計学の知識等を用いて分析する手法です。私はその時、数学を必要とするとゼミには絶対に入らないと決めていたのですが、私とは1歳年上のゼミの先輩が、実証分析の楽しさや奥深さを教えてくれたおかげで、大学では絶対に触れない!と決めていた数学を勉強してみようと思えました。
私はこうした経験を通して大学とは「一歩踏み出すことで、自分の考えや行動を変えてくれるような出会いがある」ということに気が付きました。確かに今の社会の現実を考えると大学は行かなければいけない所かもしれませんが、一歩踏み出すことで自分の可能性を大きく広げてくれる場所でもあります。
これから大学への進学を目指している皆さんには、この暗い現代日本を変えるためにも希望を持って大学へ進んでほしいと思います。頑張ってください!
最後に、大学についてよくわかる本を紹介しておきます。
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
> 論理的で抜け漏れのない受験計画の立て方が分かる イクスタコーチ