目的をもった大学受験をしよう!
みなさん、大学受験は何のためにしますか?
なぜこんなことを聞いているのかというと、みなさんにはきちんと目的を持って大学受験に臨んでほしいと思うからです。実際、僕の知り合いにも何人かいたのですが、
「通い始めてみたら自分のやりたかった勉強はできなかった」
「みんなが受験するから受験したが、結局自分がなんのために大学に入ったかわからない」
大学に入ってからこのように言っている人は意外にいます。ただ何となく名前を聞いたことのある大学だからいきたいというのはあまりおすすめしません。実際にその大学に行って何を学ぶことができるのか、何ができるのかということを理解したうえで学部・学科を選択し、大学を受験することが大切です。
受験校や学部を選ぶ際ですが、各学部や学科で授業や雰囲気がかなり違っています。そこで、大学のパンフレットにきちんと目を通すことはもちろんですが、実際に大学に行って雰囲気を自分自身で感じてくることも大切です。モチベーションもあがりますし!
学部・学科の違いに関しては、理系を例に挙げると、理学部、工学部の違いは?じゃあ、理工学部ってなに?と聞かれて答えられる受験生は少ないと思います。理学部というのは自然や科学などの理論の真実を追求する、工学部はその理論や真理を社会生活に反映させていくというような違いがあり、理工学部はその両方を含んでいます。理学部は研究者、工学部は技術者の育成を目指しています。
文系・理系双方に共通して言えることですが、学部の中には学科があり、かなり多岐にわたっています。その中から自分の目的に応じた学部・学科を見つけていく必要があるのです。
そして、みなさん気にすると思いますが、レベルの高い大学に入ることができれば、有名企業に就職ができるのか。僕はそうは思いません。実際に大学の名前で就職が有利になる企業というのはありますが、ごくわずかです。また、レベルの高い大学に行けたから人生成功だというのも少し違うと思います。たしかに、努力していい大学に合格できたということは社会に出るうえでは1つの武器になります。しかし、あくまで1つの武器です。それよりもどんなことがしたくて大学に入り、4年間で何をしてきたのか。ということの方が大切です。これだけは他の人に負けない、これだけは自信があるという武器をいくつ見つけられるかという方が大切に思えます。
様々な考え方があって大学受験を考えると思いますが、いろいろな経験を積み、いろいろな考え方に触れ、成長していけるのが大学というところです。やりたいこと、学びたいことができる大学に行き、たくさんの自分だけの武器を見つけてみてください。
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
> 論理的で抜け漏れのない受験計画の立て方が分かる イクスタコーチ