君は16時間勉強できるか?明治に逆転合格しすぎた男の勉強時間と生活習慣
こんにちは
明治大学商学部一年のダイキです。
突然ですが、みなさん大学生になったら何をしたいですか?
自分は今年入学して4月から明大祭実行委員という明治大学の学園祭の実行委員をしています。
結構大きい組織だからこそ組織体制がしっかりしているため、マジモンの会社みたいな感じなのですが、これがかなりブラックなんですね。先輩曰く、「旅行に行っていてもリモート会議には参加しろ」だそうです。ひゃー恐ろしや。
一年生は比較的仕事の比重が軽いほうなのですが、それでさえ大変なので、先輩たちはもっと忙しいと思います。頭が上がりません。仕事の内容も本祭が近づくにつれてだんだんハードになっていくので大学に入ってから学祭の実行委員をやろうと考えている人は覚悟しておいたほうがいいかもしれませんね。
その一方で、間違いなく就活や社会人になってから役に立つ力がつくので会社勤めの社会人のような体験を学生のうちからしてみたい人にオススメです。無給ですけど。
自分は高校3年で文転し5月から受験勉強を本格的に始めて、明治大学商学部・政治経済学部に合格する事ができました。受験勉強を始める前までは日本史や国語の高校での範囲はほぼ0からのスタートでした。高校もクラスの20%くらいしか一般受験しないので大学受験の知識もほぼなく、5月の駿台共通テスト模試で偏差値45くらいだった気がします。
今回は自分が受験生だったときの1日の過ごし方について紹介していきたいと思います。自分なりに工夫していた部分が多々あるので、是非これからの受験勉強の参考にしてみてください。
学校がある日とない日は何時間勉強していた?
学校があるときの1日の過ごし方
基本的に受験期は、起きている間は勉強するように努めていました。学校があるときは1日最低10時間は自分の受験勉強ができるようにしており、英語5時間、日本史3.5時間、国語1.5時間くらいを目安にしていました。最初の方は全然集中力が伸びませんでしたが、夏休み前あたりからよくなった気がします。
自分の中では優先順位が英語>日本史>国語だったのでこの時間構成でしたが人によりますね。
特に受験勉強で周りよりも劣っている、遅れをとっていると感じる人はこれくらいできるようにしないといけないと思います。これでも結局自分は第一志望に受かりませんでした。受験は厳しい戦いだということを忘れないでくださいね。
休み時間や通学時間などもできる限り勉強に充てており、受験に必要ないと思った授業では自習していました。いわゆる内職というやつですね。これは受験本番が近づくにつれてだんだん全ての授業でやるようになってきます。笑(席が最前列の時もやっちゃってました。今考えると先生たちはどんな気持ちだったんでしょうかね笑)
通学時間には英単語や古文単語をやり、自習中は授業中の先生や生徒の声が雑音になっていたのでインプットよりも集中して解けるアウトプット用の参考書(日本史や古文の問題集等)を解いてました。
学校がある日の午前のスケジュール
学校がある日の午後のスケジュール
学校がない日の1日の過ごし方
休日や休み期間は家に引きこもって勉強することが多かったです。受験本番が近づくにつれて移動時間がもったいなく感じられてくるんですよね。特に夏休み中は取りつかれたかのように勉強していました。1日最低でも12時間、最高16時間くらいやっていました。
先ほど紹介したように、英語5、日本史3.5、国語1.5の比の勉強時間になるようにしていました。起きている間はほぼずっと何か勉強していて、食事中や風呂の間も単語帳を見たり問題集を解いたりしていました。(先ほども言いましたが、特に受験勉強で周りよりも劣っている、遅れをとっていると感じる人はこれくらいできるようにしないといけないと思います。これでも結局自分は第一志望に受かりませんでした。)
だからこそ、集中できなくなったり眠くなったりしたときは15分ほど仮眠を取ったり、1日30分は必ず運動したりするようにしていました。仮眠は15分以内に留めておくようにしましょう。昼寝が長すぎると集中力に支障をきたします。
運動は自分がやりたいと感じたものならなんでもいいと思います。自分の場合は筋トレをしてました。ずっと机にへばりついていると体に悪いですからね。
学校がない日の午前のスケジュール
学校がない日の午後のスケジュール
勉強効率を最大にするための3つの工夫
最後に自分が紹介しておきたい受験期の試みについて3つ紹介したいと思います。合格するためにめちゃくちゃ勉強していましたし、結果を出すためにできることはなんでもやろうと思っていました。その中でも効果があるものをご紹介します。
日記を書く
一つ目は日記を書いてみることです。
受験期の実際の日記です。5月頃から12月まで基本毎日書いていました。
寝る前に、1日の勉強の進捗を振り返るために書いていました。これをしておくことで、立てておいた計画の調整がしやすくなったり、勉強した内容で不安なところを再度確認できたりします。長期計画を達成するための毎日の勉強が順調かどうかは意外と紙に書き出さないと把握できないので言語化して整理するために日記がおすすめです。
食事や睡眠のルールを決める
二つ目は、食事や睡眠のルールについてです。
例えばスポーツ選手でもそうですが、成功している人はだいたい日頃の生活習慣に気を配っています。受験勉強においてもこれが言えるのではないかと思い、実践していました。
具体的には、食事はジャンクフードや菓子類、清涼飲料水の多量の摂取を避け、(糖分の過剰摂取は眠気を誘います。気をつけましょうね。)睡眠は最低7時間取るようにするなどです。睡眠時間を削って勉強しようとする人がいますが、個人的には非効率だと思っています。やめることをお勧めします。
事実、これらの試みによって勉強時の集中力は格段に上がりました。
ポジティブなメンタルづくり
最後に三つ目が、ポジティブなメンタルづくりです。
正直、これが一番難しいことだと思います。ただ、メンタルが受験勉強に及ぼす影響は計り知れません。自分は12月ごろ過去問の点数が思ったように伸びず精神的に一番辛かった時期なのですが、「受験勉強が成功しなくても死にはしないし人生の通過点に過ぎない。気楽にやろう」と思うようになってから過去問の点数が安定するようになってきました。
無理やりポジティブな気持ちを作ろうとするだけでも、勉強が効率よくできるようになったり本来の自分の力を出せるようになったりすることが多々あります。辛い時こそ前向きに、ピンチはチャンスだと思うようにすれば、受験を有利に進められるかもしれません。
日本史選択者におすすめの息抜き方法
受験期にも絶対に必要なことがあります。それは、息抜きです。勉強ばかりしてると精神的におかしくなってきます。本当です。
ですから、一石二鳥な息抜き方法をおすすめしたいと思います。それは大河ドラマを見ることです。自分が受験生だった時は渋沢栄一の「青天を衝け」を見ていました。すごいことに、これのおかげで私大日本史で出てくる難しい知識を問われるいわゆる捨て問が解ける割合が比較的高くなったんですよね。
ちなみに、受験生の年にやっている大河ドラマの時代背景について入試で出題されることはかなり多いです。特に自分があまり詳しくない人物が大河ドラマでフォーカスされているときは是非見ることをお勧めします。
明治に合格するための英語や国語、日本史の勉強法と参考書
ほぼゼロの状態から合格するためにめちゃめちゃ勉強して調べていろいろ分かったことがあります。英語、国語、日本史で僕の知識やノウハウを紹介しているので、勉強法に悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
英語
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イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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