【数学】受験勉強を始めたばかりでも共テ7割を目指せる数学の勉強計画の立て方
皆さんこんにちは、Nodokaです!突然ですが、皆さん勉強するときに勉強計画を立ててやっていますか?計画を立てるのってめんどくさい…やり方がわからない…っていう人もいると思います。そんな人のために、数学をメインに勉強計画の立て方を紹介していきます!受験勉強を始めたばかりの人でも、この記事を最後まで読んで勉強計画の立て方をマスターして、効率よく点数を伸ばして共テ7割越えを目指しましょう。
目次
・なぜ計画を立てなければならないの?
・5ステップで勉強計画を立てよう
・共テ得点率別おすすめ参考書
なぜ計画を立てなければならないの?
勉強計画を立てることは大事とよく言われますが、「なぜ大事なの?、めんどくさくてやだな…」と思う人もいると思います。しかし、受験勉強をするうえで計画を立てることはとても大事です。まずは、なぜ勉強計画を立てることが大事なのかお伝えしていきます!
大事ポイント①→自分の現状を知ることができる
勉強計画を立てるうえで、まずは自分の現状をしっかり把握しなければなりません。自分がどのレベルにいるのか、志望校のレベルまであとどれくらいあるのか知ることで、勉強計画を立てることができます。なので、勉強計画を立てる第一歩として自分の現状を知らなければなりません。
大事ポイント②→ゴールが見える
自分の現状を知ったうえで、勉強計画を立てていくと、今までがむしゃらに勉強していたものが、道筋が見える状態で勉強できるようになります。そうすることで、自分がすべきことがわかりやすくなり、より効率的に受験勉強を進めることができます。
大事ポイント③→勉強へのモチベーションが上がる
志望校合格のために自分がすべきことが明確になると、勉強へのモチベーションが上がります。例えば、
「志望校に合格できるよう、毎日勉強を頑張る」
という目標より、
「志望校合格のために、まずはこの参考書を夏までに終わらせる」
という目標のほうが、やる気が出ませんか?これはほんの一例ですが、具体的な目標を立てたほうが自分がやるべきことが明確になり、勉強へのモチベーションがアップします!
5ステップで勉強計画を立てよう
ステップ1 センター過去問や模試で自分の現状を把握する
まずは、自分のレベルがどれくらいか、志望校のレベルまであとどれくらいあるか把握しましょう。オススメはセンター過去問です。基礎的な知識がどのくらい身についているか知ることができます。模試でもいいですが、会社によって模試のレベルが違うのであまりオススメしません。センター過去問を1年分(余裕があれば2年分)解いてみて、自分の基礎知識の定着度を測りましょう。特に間違えた問題で見てほしいのが、「自分に何が足りなくて解けなかったのか」というところです。数学の問題を解くためにはさまざまな要素が必要になります。
・基礎知識(公式や計算の決まりを覚えているか)
・計算力(計算スピードは十分なレベルか)
・解法の定着(典型的な解法を覚えているか)
間違った問題を、この3点のどれが足りなかったか分析して、自分が何をすべきか考えていきましょう。
ステップ2 使う参考書を決める
センター試験を解いてみて、自分のレベルを知ることができたら、次はこれから使う参考書を決めていきましょう。センター過去問をどれくらい解けたか分析して、自分は次のどちらに当てはまるか考えて見てください。
→センター過去問が6割以上取れた人
基礎知識はある程度定着しています。特定の大問で大きく点数を落としている部分があれば、その分野だけ基礎知識の確認をしてください。オススメの参考書は青チャート(コンパス3.4)、一対一対応の演習、プラチカです。苦手な分野は、その分野だけ青チャート(コンパス1.2)または黄チャートで基礎知識を定着させてから、上の参考書を使うようにしましょう。
→センター過去問が6割未満だった人
基礎知識がしっかり定着していない可能性があります。まずは公式や解法の確認をしてから、練習問題をたくさん解いて、基礎知識を定着させましょう。オススメの参考書は青チャート(コンパス1.2)または黄チャートです。
それぞれの参考書については後ほど詳しく紹介します!
ステップ3 参考書をいつまでに終わらせるか決める
使う参考書が決まったら、その参考書をいつまでに終わらせるか決めましょう。「終わらせる」とは、その参考書の問題が8割以上解けるようになることです。(青チャートはコンパスごとに分ける)受験数学において、基本的にはたくさんの参考書を使うことはオススメしません。一つの参考書を、問題を覚えてしまうくらい解き込むことが大切です。志望校のレベルにもよりますが、入試で数学を得点源にしたい人、数学が足を引っ張る状態にしたくない人は、夏休み終わりまでにセンター過去問6割を目指して頑張りましょう。使うと決めた参考書が終わるごとに、センター過去問を解いて、次の参考書のレベルを決める基準にしてください。
ステップ4 1か月にどれくらい参考書を進めるか計算する
参考書を終わらせる日を決めたら、そのために1か月でどのくらい進めなければならないか計算しましょう。例えば「数IAの青チャート(コンパス3.4)を3か月で終わらせる」という目標を立てたとします。問題数は全部で155問あり、8割解けるようになるには少なくとも3周する必要があると思います。もちろん、すべての問題を3周するわけではないので、実際に解く問題数は延べ270問程度になると思います。(1週ごとに半分くらいは解ける計算→155+77+38=270)これを90日で解くとすると、最低でも1日3問解かなければなりません。計画というのは後ろ倒れすることが多いですから、1週間で18問解くくらいのつもりでいましょう。
このように、問題数から自分が解くであろう回数を計算して、少し前倒しで終わるように計画を立てていくと、計画通りに参考書を進めることができます。1週間のうち、1日を調整日にして何も計画を入れないようにすると、できなかった分をその日に調整することができます。
ステップ5 1日の目標を決める、振り返りをする
計画をたてることができたら、実際に勉強を進めていきましょう。オススメは前日に次の日の目標を立てて寝ることです。そうすることで、朝起きてスムーズに勉強に取り掛かることができます。そして、1日の最後には必ず振り返りをしましょう。自分がどれくらいできたのか、目標通りに進めるためにこれからどれくらい頑張らなければならないか、しっかり考えましょう。そのまま次の日の目標が立てられるといいですね。
共テ得点率別おすすめ参考書
チャートはほとんどの人が手にしたことがある参考書だと思います。色によってレベルが異なるので、自分に合ったものを使ってみてください。
黄チャート⇒ ~共テ3.4割、数学が苦手な人
共テをまだほとんど解いていない、3.4割程度しか解けない人、数学が苦手な人や基礎基本をしっかり定着させたい人は黄色チャートがオススメです。公式の基本的な使い方や典型的な解法を学ぶことができます。また、青チャートのコンパス1.2があまり解けない、解説を見ても理解が難しい人にオススメです。基本的な問題の解法を覚え、スラスラ解けるようにするのが目的なので、数学が苦手な人でもしっかり理解しながら解き進めることができます。しかし問題数が多いため、単元を絞ったり、コンパスで区切りながら解くようにしましょう。
青チャート⇒ 共テ4割~共テ7割
多くの人が一度は手に取ったことがある参考書だと思います。共テで4割程度は解ける人、数学が得意な人や難関国公立を目指す人は青チャートがオススメです。典型的な公式や解法から、それらを組み合わせて解く問題が多く入っています。青チャートは問題数が多く、基礎問題から発展問題まで高校数学のすべてを網羅しているとも言えます。ただ、1冊が重く持ち運びには不便です。単元ごとに切り離して使うのもいいでしょう。この参考書は問題数がとても多いので、最初から解き進めるのではなく、苦手な単元に絞って解いたり、コンパスごとに分けて解くようにしましょう。
ここからは演習問題が多い参考書になります。最低でも共テ5割は取れるほどの基礎力がついてから解き始めるようにしましょう。
一対一対応の演習
この参考書は数Ⅰ、数A、数Ⅱ、数Bとそれぞれ冊子が分かれているので、一つの参考書が薄く、持ち運びしやすいです。また、解説が詳しいので自習しやすいと思います。良問がそろっているので、少し難易度の高い問題を探している人にオススメです。この参考書の効果的な使い方は、別に記事で紹介しているので、ぜひ見てみてください!
文系数学の良問プラチカ
この参考書はIAIIBが一冊にまとまっているものです。約150題で入試レベルの問題が網羅できます。過去問演習前の最後の参考書、また過去問演習と並行して解いていい参考書です。ただ、標準レベルよりも一回りレベルが高いものになっているので、基礎知識がしっかり定着している人、数学が得意な人にオススメです。
この記事を書いたNodokaが教える、「Nodokaの数学ルーム」!オンラインで数学を教えるプログラムになります。マンツーマンで対応するので、自分のペースでしっかり進めることができます。
Nodokaが書く数学記事!
Nodokaはこのほかにもたくさんの数学記事を書いています!レベル別や参考書別など、幅広く記事を書いているので、ぜひ下の一覧から気になるものを見てみてください!
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