【数学】基礎知識は定着しているけど共テ5割から伸びない人必見!共テ7割越えはのポイントは3つ!
皆さんこんにちは、Nodokaです!今回は、基礎知識をしっかり定着させることができて、共テ5割越えはできたけど、そこから伸び悩んでいる人必見です!共テ7割までには何が足りないのか、さらに点数を伸ばしていく方法をお伝えします。
共通テスト5割のラインは、基礎知識の定着がしっかりできてるかの基準になります。もちろん、計算のスピードや読解力も必要な力ですが、基礎知識の定着が最も重要で、優先すべきこととなります。このラインがクリアできた人が、さらに点数を伸ばすためにどんな勉強をすべきか、どんな参考書を使ったらいいのか、細かく紹介していきます!
共通テストならではの解き方、共テ対策としてすべきことを紹介している記事もあります!ぜひ読んでみてください!
【数学】共通テストは問題文を読む必要ない!実際の解き方を見て時期別の目標を確認しよう - イクスタ
目次
・共通テストが5割解ける力はどれくらい?
・共テ7割越えのためにやるべきこと
・共テ7割のためのオススメ参考書
共通テストが5割解ける力はどれくらい?
共通テストが5割解けるなら、数学の基礎知識はある程度定着していると考えていいです。分野によって多少の差はあるかも知れませんが、基礎力は定着しています。ここで、共通テスト5割の力は、一般的な参考書でいうとどれくらいのレベルなのか、紹介していきたいと思います。
・黄チャート→コンパス3まで9割解ける
・青チャート→コンパス3まで6割解ける
共通テスト5割はこのくらいのレベルになってきます。公式や重要な解法がしっかり定着していると解ける問題になります。
過去のセンター試験でいうと、時間制限なしで6割以上解けることが目標になります。基礎知識がついていることが重要となるので、スピードはあまり気にしなくていいです。6割以上が解けるようになれば、自分の解き方を見直して、課題を修正していきましょう。
このように、共通テストが5割解けるということは、数学の基礎知識が定着していることが前提となります。このラインを超えるのが一つの山となりますが、ここから点数を伸ばしていくのも一筋縄ではいきません。今までの参考書を繰り返し解くやり方ではなく、効率的に点数を伸ばす方法で、他の受験生よりも一歩先に点数を伸ばしていきましょう!
共テ7割越えのためにやるべきこと
共通テストが5割を超えることができた人、または上で紹介したレベルの問題が解けた人は、基礎知識の定着がしっかりできているでしょう。ここから更に点数を伸ばしていくために、まずは自分の現状を知ることが大切です。共通テスト、センター過去問を解いたことがない人は、一度解いてみて、自分の現在の点数を把握しておきましょう。基礎が定着した人の更なる課題は大きく次の3つです。
①スピード
②苦手分野
③ケアレスミス
この課題をどのように克服していくか、一つ一つ説明していきます!
①スピードの見直し
時間制限なしで解くとたくさん解けるんだけど、模試や試験で時間が制限されると全然解けない…という人いませんか?もちろん、基礎の定着はとても大事ですが、合格点を取るには解くスピードもとても大切です。どんなに参考書をたくさん解いて基礎知識が定着しても、時間内に解き終える力がなければ、入試で合格点を取ることができません。
では時間内に解き終えるために、具体的にどんなスピードを見直したらいいのか…
次の3つの中から、自分に足りないものを見つけてみましょう。
・読むスピード
・解法を思いつくスピード
・計算スピード
共通テストは特に問題文が長く、状況を理解するのが難しくなっています。その問題文を読んで、状況整理をいかに速くするかで、そのあとの回答に使える時間が変わってきます。計算に取り掛かる前に時間がかかってしまう人は、読むスピードを上げるための練習をしましょう。問題文全ての文字を、一言一句しっかり読む必要はありません。重要な部分(数字、条件が書かれている部分)を抜粋しながら読むように意識しましょう。
問題文を読んで状況を理解するのは速いんだけど、どこから手をつけたらいいかわからなくて、いつも手が止まってしまう…という人は、解法を思いつくスピードを速くしましょう。解法は丸暗記で覚えることは難しいですが、基本的な参考書を繰り返すことで、解法をパターンとして覚えることができます。問題のテイストが違っても、聞かれていることを明確に把握することができれば、パターンに当てはめて解くことができます。もう一度、基礎知識の見直しも兼ねてチャートなどの参考書で復習してみましょう。
スピードに課題がある人で最も多いのは、単純計算のスピードが遅い人だと思います。解法までしっかり思い浮かんで解答を始めても、計算が遅いと解き終えるのに時間がかかってしまいます。単純計算のスピードは練習することで速くすることができます。自分がどんな計算で時間がかかっているのか、この記事を見てチェックしてみてください!
旧帝大の文系数学で合格点をとるには、この力が必要!旧帝大文系学部を目指すなら、これを読め!- イクスタ
②苦手分野の復習
共通テストで5割超えたといっても、すべての分野で平均して5割取れているとは限りません。人には得意不得意があり、よく点数が取れる分野とそうではない分野があると思います。センター過去問を2.3年分解いてみて、分野によって点数に偏りがあるときは、その分野に特化して復習してみましょう。特に、二次試験でも数学を使う人は、ここでの復習をおろそかにすると二次試験対策で苦しむので、基礎の定着が曖昧な分野はしっかり復習するようにしましょう。
③ケアレスミスでの失点
最後は本当にもったいない課題です。解きなおしてみたら簡単に解けるのに、試験や模試で解くと、なかなか点数につながらない…という人、いると思います。多くはケアレスミスだったな、まあわかってるしいっか、という風に済ませてしまいがちですが、これすごく危険です。このケアレスミスをそのままにしておくと、試験本番で痛い目にあいます。ケアレスミスは自覚して意識するようにしないと、直りません。同じようなミスを繰り返してしまいます。ケアレスミスをどのように克服するかは、下の記事で紹介しているので、ぜひ一度目を通してください!
みんなが悩んでる数学のケアレスミス…対策はこれをすべき!!! - イクスタ
共テ7割のためのオススメ参考書
ここからは更に点数アップのために、ぜひ使ってほしい参考書を紹介していきます!参考書の使い方を説明している記事もあるので、ぜひ一緒に見てみてください!
青チャート
これまでに使ったことがある人も多いかとは思いますが、さらに点数アップのために今まで使ってきた参考書を使い込むのも一つの手です!まずはコンパス3までを完璧にして、余裕があれば、コンパス4.5やEXERCISEにもチャレンジしてみてください!
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一対一対応の演習
この参考書は数学Ⅰ、A、Ⅱ、Bと4つに分かれているので、1冊が薄く、取り組みやすいものになっています。少しレベルは高いものになっていますが、良問がそろっているので、二次試験でも数学を使う人にはぜひ使ってほしい参考書です!一対一対応の演習の使い方を紹介している記事もあります!手に取ってみたい人はぜひチェックしてください!
1対1対応の演習/数学1 新訂版 (大学への数学 1対1シリーズ) | 東京出版編集部 - Amazon
文系数学の良問プラチカ
この参考書も一対一対応の演習と同様に少しレベルの高い参考書になっています。ⅠAⅡBが一冊にまとまっているので、一冊で簡潔に終わらせたい人にはオススメです!
文系数学の良問プラチカ 数学1・A・2・B (河合塾シリーズ 入試精選問題集 4) - Amazon
この記事を書いたNodokaが教える、「Nodokaの数学ルーム」!オンラインで数学を教えるプログラムになります。マンツーマンで対応するので、自分のペースでしっかり進めることができます。
Nodokaが書く数学記事!
Nodokaはこのほかにもたくさんの数学記事を書いています!レベル別や参考書別など、幅広く記事を書いているので、ぜひ下の一覧から気になるものを見てみてください!
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イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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