【数学】共通テスト2024数学②を徹底解説!誘導に乗って時間短縮していこう!
こんにちは!MARCH過去問数学で何度も満点を取った、Nodokaです!今回は文系数学が得意な私が、共通テスト2024を徹底解説します!実際に解いてみて、注目すべきポイントや、誘導に乗るとはどういうことか、図をどのようにかくかなど、細かいところまで紹介していきたいと思います!今回は数学②について紹介していきます!
共通テスト2024数学①を解説した記事はこちら→【数学】共通テスト2024数学①の徹底解説!時間との勝負を制すにはどこに注目して解くかが大事!- イクスタ
共通テストは本当に時間との勝負になります!数学②は特に問題数も多いので、誘導にうまく乗って効率よく解いていくことが重要です!そのあたりを意識して、この記事を最後まで読んでみてください!
目次
・共テ2024数学②を解いてみて
・共テを実際に解いて解説!
・共テ2025に向けてやるべきこと
共テ2024数学②を解いてみて
数学②を解いてみて、難易度は昨年とほぼ変わらないと感じました。会話のような問題は少なく、センター試験に近い形式の問題がほとんどでした。各大問で難易度のばらつきはありましたが、基本的な力が身についていれば、問われているとことはそれほど難しくありません。第2問の微分・積分や第4問の数列の問題が差がつきやすいところになったと思います。問題だけ読んでいくと、難しい式が出てきたり、見慣れない問われ方をして戸惑った人が多いと思いますが、しっかり誘導に乗って、求める部分を考えることができれば、難しい計算をせずに解答を導き出せるものでした。これができたかによって、点数に大きな差がついたのではないかと思います。
共テを実際に解いて解説!
ここからは、実際の問題に書き込んでどのように解き進めるのかを紹介していきます!色分けしているので、実際に解くときの参考にしてみてください!
〇赤→問題用紙に実際に書き込む要素、計算
〇青→問題用紙には実際に書き込まない要素、問題の注目ポイント、考え方
共テ2025に向けてやるべきこと
共テ2024の解説はどうでしたか?聞かれている部分を「つまり何を求めなければならないのか?」と自分で変換できれば、そこまで難しい問題はなかったはずです。例えば、第5問の(2)で『シ』を求めるときの考え方としては、OPが最小になるということは→PはA,Bを通る直線上の点であるから→OPとその直線が垂直に交わるときに最小となる!→OPとABの内積が0になる!というようになります。聞かれていることはつまりこういうことだ!という変換を自分でできるように練習することが大事です。特に数学②は問題数が多いので、この変換をいかに早くして、基本的な計算にもっていけるかが重要になります。
対策方法
「この変換のしなきゃいけないのはわかったけど、どうしたらそれができるようになるの?」と思った人がいるでしょう。ここからは、共テ対策のために何をすべきか具体的に紹介していきます。
まず、この変換をマスターするための練習として、センター過去問を使います。共テ過去問は数が少ないので、変換の練習ではセンター過去問を使い、共テ過去問は共テの論理的に問われている問題の練習に使うために取っておきましょう。センター過去問を普通に解いてみると、必ず解けないところが出てくると思います。また、時間をかければ解けるかもしれないけど、試験時間を考えると、解き終わらない問題があるはずです。重要なのは、過去問を解き終わってからの分析です。解けなかった問題を中心に、どこの部分に着目して答えを導いているのか、解説を見ながら考えていくのです。ここでありがちなのが、解説を見て「あ、そうやって解くのか、わかった!」とわかった気になってしまうことです。「わかる」ということは、「その問題がもう一度出されたときに、自力で解ける状態になっている」ということです。(解説を暗記することではありません。)この問題のこの部分に着目して、こういう考え方をして、式を立てているんだなということが自分で説明できれば、その問題は解けるようになっているはずです。このように、1問1問自分で考えてみましょう。時間はかかると思いますが、問題を自力で解く力が確実についていくと思います。この練習を2.3年分やると、マーク式の問題に慣れて、共テも解きやすくなるはずです。
時期の目安としては、センター過去問を使ったこの練習を夏休み中に終わらせられるといいですね。共テ過去問を使った論理的な問題の練習は夏休み前に一度解いてみて、共テの論理的な問題をイメージできるようにする→12月に過去問や対策問題を使う、という形になると思います。
共テは共テならではの解き方を身に着けることで、解くスピードは上がります。しかしそれは、数学の基礎力(青チャートでコンパス1.2が8割解ける力)がある前提での話になります。まずはこの基礎力をしっかり身に着けて、共テ対策を頑張りましょう!
この記事を書いたNodokaが教える、「Nodokaの数学ルーム」!オンラインで数学を教えるプログラムになります。マンツーマンで対応するので、自分のペースでしっかり進めることができます。
Nodokaが書く数学記事!
Nodokaはこのほかにもたくさんの数学記事を書いています!レベル別や参考書別など、幅広く記事を書いているので、ぜひ下の一覧から気になるものを見てみてください!
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