東工大レベルの数学で確実に得点するための3つのコツと勉強法
私が数学の問題を解く上で気をつけていた3つのポイントを紹介します。難関大学の数学を目の当たりにしたときでも、まずは基本を徹底して冷静になることで本来を力を発揮することが出来ます。
- 図を丁寧に描く
- 途中計算を記述する
- あきらめない
図を丁寧に描く
図形問題を解くうえで、問題文から導かれる図は、フリーハンドで丁寧に書きましょう。図を丁寧に描くことで、図形をイメージして問題の糸口が見つけやすくなりますし、軌跡を求める問題などでは、結果をある程度予想することができます。
記述式の解答では、採点者にわかるように図を描く必要があるので、丁寧に描くことを意識しましょう。また、図を描くとき定規はあまり使わないほうがいいと思います。ある程度慣れれば定規を使わなくても図を描けるようになりますし、そのほうが早いです。
大学によっては試験で定規の使用ができないところもあるので、フリーハンドに慣れておくことをおすすめします。
途中計算を残す
試験において途中計算は問題文の余白に書きますが、その計算は消しゴムで消したりしないようにしましょう。途中計算は後から計算ミスを探すのに必要です。
もし計算ミスをしたとき、途中計算がないと、修正ができません。記述式の試験においても途中計算はとりあえず残すようにしましょう。
計算結果が間違っていても、式を立てられていれば部分点が入る可能性があります。逆に、計算問題は過程を明記しないと結果が合っていても減点を食らうこともあるので、とりあえず途中計算は残していきましょう。
あきらめない
数学を解くときは問題を解けないと思わないほうがいいです。数学の問題を「できない!」と思った時点で、脳の働きはストップしてしまいます。まずは嘘でもいいので、数学の問題に出会った瞬間に「この問題は解ける!」と思ってみてください。そうすることで、わずかながら問題にとっつきやすくなるでしょう。
もちろん難関大の問題の中には正解率のかなり低い問題もありますし、できなくても合格できる問題もあります。公式を覚えないと解けない問題もあります。ただ、入試の問題には答えが用意されてあり、突破口は必ずあるので、「問題を解ける」と前向きにとらえてみるといいでしょう。
あきらめずに難問に取り組んでいけば、必ず数学力は伸びます。
そのほか、数学の成績を上げるためのイクスタのノウハウを紹介します。
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*この記事は東工大対策特集の記事です*
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