音楽を聴きながらの勉強効率は、実は○○だった!
最近はスマートフォンからでも、音楽機器からでも、自分の好きな時に好きな音楽を聴くことができますよね。
皆さんは音楽を聴きながら勉強することがあるでしょうか?
聴く人、聴かない人、どちらもよく見かけるけれど、実際のところ音楽を聴きながらの勉強は効果があるのか気になりますよね?今回はその疑問に答えていきます。
結論から言ってしまうと、
音楽を聴きながらの勉強は逆効果です。
つまり音楽を聴きながらの勉強は、効率が下がるということです。これは、2010年7月20日の医学誌「Applied Cognitive Psychology」という雑誌に掲載されたものです。
この記事では、被験者に掲示したものを暗記させるという実験を、静かな環境、好きな音楽を聴く、嫌いな音楽を聴く、変化する音が流れている、変化しない音が流れている、という5つの状態のもとで行ったときの結果がまとめられています。
この5つのうちで結果が悪かったのは、
「好き嫌いを問わず音楽が流れているとき」と、「変化する音が流れているとき」だったようです。
これらは、音響の変化に意識がいってしまうことが理由である、と書いてありました。
当然の結果とも思われますが、この実験結果からみると「難しい問題を解くとき」、「暗記をするとき」、は図書館などなるべく静かな環境を選んだほうが良いでしょう。
そして、ある程度のざわざわとした音は環境音となり集中力を高めてくれる効果があるらしいので、静かなカフェなどでの勉強もオススメです。
今回の例から、ながら勉強は効率が落ちる、ということがわかりましたが、音楽をリラックスの道具として勉強の合間の気分転換や寝るときに聴くのは脳に良いのです。
私も、緊張や不安で眠れない夜などに寝る前に好きな曲やお気に入りのクラシックなどを聴いていました!
とくに、モーツァルトの音楽はリラックス効果が高いみたいですよ!
私のおすすめは、「ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466 第1楽章」や「アイネ・クライネ・ナハトムジーク(ト長調)」、「フィガロの結婚」などです。合奏曲もいいですが、個人的には各楽器の音を追ってしまいがちになるので、ピアノ協奏曲やオーボエ協奏曲など独奏楽器の協奏曲がオススメです!
ついでに、、、私は「ノクターン」のシリーズはどれを聴いても眠くなってしまうので、こちらはリラックスしたいときにぜひ聴いてみてください!(笑)
さて、いかがだったでしょうか。
ぜひ自身の勉強スタイルの参考にしてみてください!
*この記事はモチベーション特集の記事です*
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