大学受験を制する人は持っている~ポジティブシンキングとは?
受験が迫ってくると、「もうだめかな」とか「来年頑張るわ」などと弱音を吐きがちですよね。私も同じでした。でも悩んでいてもどうしようもなくないですか?今回は受験を制する人とそうでない人の考え方に注目してみます。
もちろん体験談も交えますが、それだけではなく研究者の考え方も引用しながら話を進めていきます。
「否定的」ではなく「肯定的」な考え方を
人間は追い込まれるとつい「否定的な」考え方に陥りがちです。こういう精神状態では、「もう無理」や「疲れた」という言葉を使いがちです。しかし脳科学的にはこれはNGです。
「勝負に強くなる脳」を獲得するための3つの方法 - 日経BP
林先生によれば、脳に入ってきた情報はドーパミンA10神経群を通り、前頭前野に送られてきます。嫌なこと、嫌いなことなど否定的な情報がドーパミンA10神経群に入ってくると、それらの情報は拒否したいので、神経細胞はあまり反応せず脳は活性化しなくなります。 そういう状態が続くと、思考のうねり(人間の考えるメカニズム)が起きなくなり、ドーパミンA神経群の機能はどんどん低下します。その結果、意欲の減退や思考力の低下を招くのです。
辛いときでも肯定的に物事を考えると自然とやる気も上昇してきます!
勝利の方程式:合格したければ口に出せ
サッカー日本代表の本田圭佑が、小学校時代に「セリエAで10番を背負って活躍する」と書いていたことは有名ですが、成功する人は自分の夢を公言することで実現している人が多いようです。野球のイチローやゴルフの石川遼も同様に自分の夢を公言していました。
これだけだとあまり現実的ではありませんが、口に出すことはつまり自分の目標に責任を持っていることと同様です。私の所感ですが、大学受験で上手くいく人も自分の志望校は周りの友達や先生などに公言している人が多いようです。
七転び八起き。失敗を次の活力に変えられる人物は成功する。
次に2人の偉大な成功者を紹介しましょう。彼らは失敗したことを次への活力に変えて大きな成功を勝ち取ったのです。
ケンタッキー・フライドチキン
彼は、26歳まで40の職を転々としたと言われています。そしてフライドチキンを売り出すもことごとく失敗。その回数はなんと・・・1009回。1009回の失敗のあとに大きな成功を遂げました。今では全世界から愛される会社の創始者です。
スティーブ・ジョブズ
世界的有名なAppleの創業者である彼も大きな挫折を経験しました。一度は会社を追われ、一からのスタートを余儀なくされました。しかし彼は諦めず、Appleを世界一の会社にしたことはみなさんもご存じですよね!
直前期だからこそ考えてほしい。本番に強いメンタルとは?
以下の記事は受験に必要なメンタルを獲得するために書かれたものです。受験期に辛くなったり、勉強に集中できないときは思い出して読んでみてください。
最後に結果を出す! 本番に強いメンタルをつくる8つの秘訣 - パスナビ
成功する人はここが違う! 受験を勝ち抜くための5つのメンタル力 - パスナビ
しかし、今回私が伝えたいポイントは、「ポジティブに、最後までやり抜くことの大切さ」です。ネガティブになってもいいことは何もありません。諦めたら合格などできません。もしかしたらこの2つが受験に勝つためにはなりよりも重要ではないでしょうか…。
*この記事はモチベーション特集の記事です*
モチベーション特集では勉強のやる気が出ない、勉強に集中できない受験生に向けて書いた記事を紹介しています。
東大や東工大、早稲田など受験で目標の結果を出した先輩の受験生活に関わる技術や知識・ノウハウをテーマに分けて整理しました。難しい概念もあるかもしれませんが、アイデアの方向性を知ることで自分の限界を広げることができます!ぜひ食らいついて努力の限界を高めてほしいです!