難関私立志望者の悩みどころ、共通テスト利用入試の併願校の選び方
僕が高校三年生のとき、こういう言葉をいわれたことがあります。
「共通テスト利用入試でMARCHをとれば、いい夢が見れる」
共通テスト利用入試で滑り止めのMARCHの合格を取っておけば、一般試験でわざわざ進学する予定のない学校に行く必要もなくなり、自分が本当に行きたい大学の勉強だけを始められる。だからこそ落ち着いていい夢が見れるんだ・・・とフリーターの先輩が言っておりました笑(その人は東大A判定を出すも、毎年試験日に強烈な腹痛に見舞われるという悲運の人だった)
早稲田志望だった僕にとっての共通テスト利用入試
この話が本当かはともかく、早稲田志望者の多くは共通テスト利用入試で滑り止めのMARCHが取れれば!と思っていることでしょう。実際、僕は当時のセンター利用入試で、MARCH5校とも合格をしました。
そのおかげで二月に余裕ができ、みんながMARCHを受けている際に、おうちでごろg、ではなく、勉強することができていました^^:以下、センター試験本番の実際の得点とセンター利用入試の合否です!
センター試験本番の結果
英語:92%
リス:92%
世界史:94%
国語:74%
4科目合計:426点 得点率:85%
センター試験利用入試で合格した学部
明治大学 情報コミュニケーション学部
青山学院 教育人間学部教育心理
立教大学 観光学部他
中央大学 文学部ドイツ文学他
法政大学 忘れた学部他・・・笑
などなど、複数学部を合格しましたが、最初から行く気はありませんでした。だから本当に滑り止めです。それもそのはず、センター利用入試とは、僕の中で早稲田・上智に落ちたらいく大学を用意するための試験でした。
しかし、実際共通テストで85%を取るのは簡単なことではありませんし、お金もかかることです。なので、せめてここだけにはうかっておきたい!っていうレベルの学校は確実にしとめておきましょう!
共通テストの勝ちパターンを作ろう!
だいたい共通テスト利用入試で、MARCHを受かろうとするならば8割つまり、500点中400点は得点する必要があります。
明治・青山だと8割5分、425点以上が必要になってきます。
またそれぞれの看板学部、明治だったら政治経済学部、中央だったら法学部、立教なら異文化コミュニケーション学部は、ボーダー得点率も高い上に例年のボーダーを越えていても合格しないことがあるくらいなので、これらの大学の有名学部を併願にする場合は一般試験で狙いましょう!
共通テスト後一週間以内には、各予備校が各大学の共通テスト利用入試におけるボーダーラインをインターネット上で発表してくれます。河合塾だと、バンザイnetというサイトができ、自分の得点を入力すると自動的に合格判定をだしてくれます!
どうやったら合計で8割を取れるのか計算して作戦を立てる
では、本番どのように8割をとるのかイメージしておきましょう。実際きれいに160点、160点、80点を得点することはある意味難しいので、偏りが出ると思います。極端な話 英語200 国語100 世界史100でも8割ですからね。
上記のとおり僕は英語と世界史が9割、国語が7割と、苦手な国語をカバーするために他の2教科で点数をがっつり稼いでます。むしろそれをセンター模試を受けるたびに意識しながら解き、センター試験直前もその目標に届くための勉強をすればいいと考えていました。英語・世界史はどうせできるので、試験本番直前は国語ばっかり勉強しまくりでした笑
共通テストが近づいてくると共通テストと二次試験の勉強量をどれくらい割けばいいかわからない人もいると思うので、そんな人は以下の記事を参考にしてください!
早稲田に落ちてもそこに行きたいと思える学部を選ぶこと!!
ぶっちゃけると、僕の学部選びはかなり適当だったかもしれません・・・汗汗
センター試験を失敗する不安も、上智に落ちる不安もなく、ただただ早稲田に受かることに自信たっぷりでしたので、そこまでこだわった学部選びはしてなかったように思えます。ただ単純にセンター試験のボーダー率が低い学部を選んでいたような気がします。ドイツ文学も教育人間学部にもまったく興味がないにも関わらず…
併願例として、早稲田大学国際教養学部で勉強したいと思っている人が明治大学国際日本学部を一番の併願にするのはあまり良くないかもしれないです。
明治大学の国際日本学部はどちらかというと世界から見た「日本」を学ぶ場であって、日本で「世界」を学ぶのが一義的な意味ではなかった印象があります。また授業が日本語で行われる時点で大きな違いがあります。
一方、立教大学異文化コミュニケーション学部は、英語・第二外国語もかなり学ぶ学部ですが、共通テスト利用入試でのボーダーが88%以上とかなり高く、合格率もかなり低いとのことです。
一番大事なことは、「自分が行きたい学部」を選ぶということです。この軸から外れないようにするということが、学部選びにはとても大事で、自分が4年間を過ごしたい!という自信をもって学部選びをしましょう。
以下の記事で早稲田の学部についてまとめてみました!学部選びで悩んでいる受験生はぜひ見てみましょう!
早稲田大学スポーツ科学部×共通テスト利用と僻地キャンパスについて
早稲田大学スポ科は共通テストの日本史・世界史・政治経済のどれかを一般入試の小論文入試の代わりに使うことができる併用型の試験があります。僕はこれで世界史併用でスポ科を合格しました!しかしこれもけっこうハードルが高い!
なぜならば併用もとの共通テストの得点率は9割越えが絶対だから!!!日本史世界史政治経済に自信がある人のみ受験したほうが良さそうです!実際のスポ科の問題は入試時に初めて見ましたが、簡単すぎるのでそんなに対策してなくていいです。
しかし、早稲田とはいえスポ科であり、所沢キャンパスです。もちろん望んでスポ科に行くならいいんです!!それはもちろん!ただ、早稲田だからといって、法学部志望だったのに早稲田はスポ科しか受からなかったんだ・・・という理由でスポ科を選んだりするのはあまりおすすめしません・・・。早稲田は楽しめます。がしかし、自分がしたい勉強ができないというのは結構な苦痛だと思います(; ̄ー ̄川・・・
僻地キャンパスについても、同じことが言えます。いくら立教大学といえども、あの池袋キャンパスではなく、新座キャンパスの学部のほうが圧倒的に共通テスト利用入試では合格が出やすいです!
しかし、こちらも同じようにそこのキャンパスで学べる事が、本当に自分がしたいことなのか、自分がしたいことができる環境があるのか、ということは絶対に確認しましょう。立教大学は「全学部共通カリキュラム」という制度があるので、立教大学を受ける!という方は確認しましょう(^◇^)
早慶などの難関私立が第一志望の受験生がどの大学を併願するかについてのご紹介でした!