勉強がつらい受験生のために科学を効果的に使ったメンタル回復法を紹介する
はじめての人もいるかもしれない。筑波大学のそえじーだ。
受験勉強はモチベーションの維持がとても大変だ。受験勉強は長く苦しく、どんなに高い目的意識を持っていてもモチベーションは下がるものだ。しかし、やる気やモチベーションはちょっとした工夫で回復させることができる。モチベーションが下がった時に、どうやって回復させるかが受験勉強を乗り切り合格を勝ち取るための鍵と言える。
つらい時には追い込みすぎずに休憩をはさむ
基本は休憩と気分転換だ。音楽や運動など、何かしら自分なりの気分転換法を作ろう。適度な休憩をはさんだ方が無理に勉強し続けるよりもずっと効率が良い。
勉強中に少し「モチベーションが下がったな」と感じたなら、まずカフェインの摂取をおすすめする。カフェインを摂取すると、脳みそが興奮して眠気覚ましになるだけではなく、やる気も回復するものである。カフェインはコーヒーや紅茶で手軽に摂取しよう。社会人が休憩にコーヒーや紅茶を飲むにはこうした合理的理由があるのだ。
また、コーラもおすすめする。コーラにはコーヒーや紅茶に匹敵するカフェインが含まれているし、強烈な炭酸によりリフレッシュ効果も高い。何より糖分がふんだんに含まれているので、勉強に疲れた脳みその栄養補給にうってつけなのだ。
つらくても勉強し続けるために空間を変える
モチベーションが下がっていても勉強し続けるという発想も重要だ。気分転換や休憩ばかりしていては時間が足りない。低いモチベーションでも勉強し続ける最も効果的な方法は、図書館や自習室など、周りに人がいて簡単には怠けられない空間で勉強することだ。カフェインと糖分を直ぐに補給できるのでカフェもおすすめする。こうした勉強するための空間を用意することは、非常に有効だ。
例えば、自分ひとりでは勉強できないという人間も、学校では集中して50分間授業を受け続けることができるだろう。それは学校という場所が勉強する空間として頭に刷り込まれているからだ。人間というものは、周囲の空間に適応するものなので、勉強するための空間にいると自ずと勉強することに頭が向いてくるのである。
「ここに来たら勉強する」という場所を自分で作っておこう。その勉強場所に行っただけでなぜかモチベーションがあがるという脳の錯覚を体験することになるだろう。
科学的に勉強科目を変えてつらさを乗り越える
勉強に飽きてきたら科目を変えることも有効だ。意外と科目によって頭の使い方というものは異なる。例えば数学の勉強を2時間続けて疲れたとしても、社会に科目を変えてみるとまだ頑張れたりするのである。
また、科目を変えることを習慣づけていると万遍なく勉強することができ、不得意科目を取りこぼしたままでいるということも予防できるのだ。勉強科目を変えるだけでモチベーション維持に効果がある。
最後に、勉強した知識を家族や友人に教えるという方法をおすすめする。インプットした知識を説明することで他人にアウトプットするのは、学習効率を高めるのに非常に効果的だ。
また努力して覚えた知識を他人に教えることができると、中々に達成感があり、「明日はこれを覚えよう」と、モチベーションが上昇するのである。本当に驚くほどモチベーションが回復するし、何より知識の整理、復習に役立つので是非実践してみてほしい。
大学受験ではいかに自分のモチベーションを保ちながら勉強できるかがとても重要である。自分の性格をよく知って、モチベーションを高める方法を早めに確立しておこう。
この記事を読んでいるということは、勉強しなければならないのに少しの間手が止まっているということだと思う。そういう受験生には以下の記事もおすすめだ。ぜひ参考にしてほしい。
> 受験勉強のやる気とモチベーションを盛り上げてずっと維持するための4つの習慣 - イクスタ
東大や東工大、早稲田など受験で目標の結果を出した先輩の受験生活に関わる技術や知識・ノウハウをテーマに分けて整理しました。難しい概念もあるかもしれませんが、アイデアの方向性を知ることで自分の限界を広げることができます!ぜひ食らいついて努力の限界を高めてほしいです!