塾の時間は勉強時間に含めてはいけない
「塾にいけば頭がよくなる」そんな風に思っている人はいないだろうか。今回、提案するのは塾に行っている時間は勉強時間に含めないようにしろということだ。もちろん、学校の授業時間も同様である。基本的に、受け身の講義を聞いているだけという授業に関しては、勉強時間に入れてはならない。
「受け身の勉強」は勉強時間に入れてはならない
インプットは、アウトプットを通じてこそ、初めて自分の知識にすることができる。そのプロセスを高速で繰り返すのが、自分で問題集をとくという作業なのである。授業は、よほど生徒に答えさせる先生の授業などではない以上、インプットにすぎない。インプットばかりに時間を費やし、「勉強したつもり」になっていると成績は下がる。私も、某塾の「授業定額取り放題」を高校一年生の時に受講した。そして、驚くべきことに成績は一年後、さがったのだ。毎日多くの時間をインプットのみに費やし、アウトプットでの復習作業を怠った結果である。
勉強の成果は集中の質×時間
高校3年生の時は、一日10時間の勉強時間を目標にしていた。なかなか平日に10時間はいかなくて、結局は6時間前後に落ち着いていた。この目標に到達させるため、「捨てる」授業は問題集を持ち込み、ひたすら授業内内職をしていた。その時間は、「勉強時間」に含めることにしていた。
成績があがらなくて悩んでいる人は、一度自分の勉強体系を見直してみてほしい。毎日の勉強時間を管理することから始めよう。